中国、韓国の大卒者の就職についての質問です。 素朴な疑問ですが、 両国共に日本に比べてそれほど景気が悪いと言うわけで…

Question

中国、韓国の大卒者の就職についての質問です。
素朴な疑問ですが、
両国共に日本に比べてそれほど景気が悪いと言うわけではないと思いますが、
なぜ中韓両国の大卒者の就職は厳しいのでしょうか？

Answer 1

中国在住です。

中国の場合は大卒者の意思によるものです。
中国は世界の工場と言われ、世界中のメーカーが工場を作り中国人労働者がたくさん働いてきました。働いている労働者は給料も安く、一定の収入はあるものの贅沢をできるほどではありませんでした。

その労働者たちは会社の幹部になれば高い給料を貰えることに気づきます。自分たちはもう手遅れなので子供が大学を卒業できるように必死に勉強させることになります。これが中国の学歴社会につながっていきます。

そして大学を卒業した多くの中国人が就職をしようとしますが、大卒用の就職先はほとんどありませんでした。
それもそのはずです。世界の工場なのですから工場が求めているのは安い給料で働いてくれる労働者なのですから。

ですので一般ワーカーの仕事はたくさんありますが、安い給料で働きたくない大卒の人たちがたくさんいるので失業率が上がってるんです。

Answer 2

日本より景気が悪いからです。

Answer 3

韓国は国全体として景気が良いわけではなく、SAMSUNGやHYUNDAIなどのごく一部の財閥系のグローバル企業が外国で荒稼ぎしているだけで、韓国内に利益が順当に還元されてるかというと怪しいところです。
だから、日本以上の学歴社会なのに優良企業に就職できる人が少ないという歪な状態が昔から続いています。

中国に関しては都市部と地方とで全然違っていて、都市部は日本よりもずっと豊かで仕事もたくさんありますが、地方は未だに途上国のような農業暮らしのところも多いです。国全体で見るとかなりアンバランスですね。

Answer 4

中国は広すぎて事情が把握できないので韓国事情を。
外資系企業の度重なる撤退。
そもそも、人材が不足しているのではなく、職場がないんです。
だから大企業を狙っている人が集中して、競争力が激しいのが現状のようです。
NO JAPANで日本企業は撤退しました。
不景気で外資系もそれに続きました。

しかし、事情を知らない日本の若者は韓国に憧れて韓国で働きたいと思っている人が多いです。
地元に大学卒さえ就職難なのに。