回答終了
アナウンサー就活についての質問です。 現在わたしは大学一年生で、アナウンススクールに通おうと思っています。各局のアナウンススクールを調べてみたところ、アナウンススクールは4年間通い続けるものではなくて、3日間や3ヶ月、長くて半年通うものだということが分かりました。 つまり、アナウンサー就活をする人は、 1年生で アナウンススクールに通う 2年生で また違う(同じでも) アナウンススクールに通う 3年生で 就活用のアナウンススクールに通う 4年生で アナウンサー試験 という流れで合っていますでしょうか? よく、○○テレビのアナウンススクールに通っていたと言っている方を見かけますが、その方々は半年間などのみ通っていたということですか?
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元採用担当のおぢさんです。テレビ関係者ではありませんが、仕事で少し関わっていたので知っていることだけ。(ちなみに、女性の方なんですかね。その前提で回答しますが男性ならごめんなさい) まず、アナウンススクールには大きく分けて2種類あります。「○○放送アナウンススクール」というテレビ局がやっているもの。そして、元アナなど個人や会社(フリーアナ・司会業の事務所が多い)がやっているアナウンススクールです。 局がやっているスクール) 地方局の人気アナウンサーさんが講師も務めるということで人気があったりします。しかし、よくよく調べてみると、そのスクールからその局に入社できた人は殆どいません。それでは、なぜ局はスクールをやるかというと、優秀な人には修行としてレポーターなどを安価にやってもらうためですね。それほどまでに地方局は財政難(テレビ離れと地デジ化の負債)だったりします。昔は地方局であってもニュースは局アナ以外に読ませませんでしたが、最近はそうでもなくなっています。また、局内でも正社員はあまり見かけず、制作会社など社外スタッフが殆どです。 個人・会社がやっているスクール) 良くも悪くも、アナになりたい人が多いので、ビジネスとして成立するということですね。しっかり選ばなければならないのは、アナウンサーとしての技術を中心に教えるところと、就活としての訓練メインのところ、いずれかに傾いているようです。 ご存知のように、民法キー局・準キー局の女性アナはミス・準ミスのオンパレードです。あるいは、帰国子女やタレント・アスリート経験など強烈なウリがある人が多いですね。(採用倍率は2000~3000倍と言われています) それらがない人の多くは、地方戦に回ることになりますが、地方局でも元ミス〇〇とか観光大使などは結構います。ですから、客観的に見ていると、まともにアナウンス技術を身につけるというのは戦略的に不利に回っているようにも感じます。(余談ですが、NHKは入社後に全国転勤しながらのお仕事なので、それはそれでイバラの道) 結論として、アナウンススクールに連続で通われたとしても、そこで仕事(修行)を斡旋される程度の実力がなければ、結構きついかなと思います。時間とお金はいくつかの経験に分散してお使いになったほうが良いのではないかと思えます。アナウンサーの中には復数のスクールに通った人もいるとは思いますが、長く勉強していたこと自体が評価されるわけでもないでしょう。 ホラン千秋さんのように、社外からキャスターとして起用されるような別ルート(女優・タレント)を狙うのも戦略的にはありかもしれません。 ここから蛇足です。 激しい競争を勝ち抜き、念願かなってアナになれても、多くの女性アナが定年まで勤めることなく、途中で退職している事実はご存知でしょうか。また、念願かなわなかったが、諦めきれずに司会業など近い仕事に就く人も大勢います。ただ、司会業もそれだけで食べていける人は少数派ですから、副業もやりながらということになります。以前お目にかかった女性のフリーアナは、地方で声優としても仕事をしていると仰ってました。CMとかでときどき仕事があるそうですが、とても珍しいケースなのかなと。 あなたにとって何が幸せなのかは存じ上げませんが、長いキャリアを考えたときに、とても難しい進路であることもお伝えしておきます。夢を持つことも大事ですが、人生が幸福であることもとても大事ですから。
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