数年前まで総合商社にいました。当時のチームメイトとは飲み仲間なのである程度今の事情も知っていますが、だいたい質問者様の理解通りで、一生安泰です。 一度入ってしまえば重大犯罪でもやらない限りクビどころか降格もない世界です。 総合商社=忙しい、成果主義、厳しい世界だ、といった回答が多いですが、さも自分で見てきたかのように何でこんな嘘が書けるのか不思議です。 恐らく、待遇が良過ぎるので、その代わりとても大変なはずだと思い込みたい人達と、忙しいことにしておいた方が色々言い訳に使えて便利だと思っている商社マンの利害が一致しているので、総合商社=忙しいというイメージがなかなか崩れないのかもしれません。 安泰な点①:成果主義がほぼないこと 総合商社はかなり成果主義を導入しにくいビジネスモデルです。「目標達成を厳格に管理される、成果主義」というのは証券や保険の営業などの話ですね。やはりお客さんにどれだけ株や保険を買ってもらえたかという分かりやすい定量指標があるので、給料も差をつけやすいです。 一方で総合商社はもうお客様に商品を売り込む、なんて古典的なビジネスはやっておらず、ほぼ全部隊が投資、事業経営をメインにしています。チームプレイなのは当然ですし、今の判断が何十年後に身を結ぶかすら分からない大規模で長期にわたるものです。こういう状況で客観的に個人の技量、業績を評価するのは不可能です。 報酬体系は形の上では成果主義っぽくなっていますが、実際無難な評価をつける上司がほとんどです。同期との差はほぼつきません。 安泰な点②:出世がそれなりに年功序列 総合商社の出世は基本的にはやはり年功序列です。毎年総合職だけで300人採用している銀行や保険、証券と、今や各社7~80人しか採用しない総合商社(しかも一般職は伊藤忠以外募集停止)では、限られたポストを奪い合う人数が全然違います。 また、①でも書いた通り仕事のほとんどはチームプレイですから、ワンマンプレイが得意な人をリーダーにしても意味がありません。そんなことするよりは、まだ年長者が上にいる方が何となく納得感があります。もちろん、よっぽどサボっていれば話は別です。
はい。一生安泰です。 就職業界では、高給公務員と呼ばれています。 その理由は、 1.一人当たり2億円の利益を上げているので、リストラもなく高給をもらいながら定年までいられる。 2.取引による利益に加え投資先からの利益が増えているので、資本家的な安定した利益が確定している。 3.投資利益は手間がかからないので、仕事はかなり楽である。 4.持株会社会や企業年金が充実していて、自分の個人資産からの収入も合わせれば、定年後も1000万以上の収入を得ることができる。 というカラクリです。
そんなことはありません。 社内競争も厳しいし収支や目標達成も厳格に管理されるので、赤字を出したり目標の達成ができないと出向や転出も普通です。30歳を過ぎたら選別が始まります。転出をしたら年収は3~40%くらいは下がります。 当然ながらクビもあります。表向きは出向ですがとても行きたくない会社に行かされます。 また事業部ごと消滅することや赤字を出して部課長全員転出など、一般企業では想像できないことも普通に起こります。 ジェットコースターのような会社人生で一生安泰など望むべくもありません。
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