概ね前の回答者さんの回答で十分ですが、 建築積算協会では、積算技術者をもう少しステータスの高い業務へとレベルアップさせることを考えているようです。 イギリスでは従前からQS(Quantity Surveyer)というステータスの高い職能がありました。積算技術者なのですが、設計図書に含まれるBQ(Bill of Quantity)を作成し、また、建設工事は日本と違って出来高払いが主流であったので、工事価格を算出するだけでなく出来高を認定する権限があったため、地位が高かったものと思います。 現在では、設計・企画段階からプロジェクト予算や予算管理についてアドバイスするなどのコンサルタント業務も実施することもあります。 これくらいに業務拡大を狙っているわけです。 このため、②に関連し、建築積算士の上位資格として、コスト管理士という資格を設定しています。 ④ですが、普通の積算業務で遭遇することです。 図面に描かれていない仮設ですが、現場が計画してくれたものがあれば、それを計算すれば良いのですが、結構まれです。 入札時の積算などでは、自分で仮設計画を想定して積算する必要があります。山留をどのように設置し、水替をどう見て、クレーンやエレベーターを何台どのように配置して…など、施工管理の経験があると良いというのは、そこだと思います。
>①建築積算士とはどういった仕事をするのか 設計事務所が書いた設計図から、どの部材がどの量含まれてるか、タテヨコ計算ではじく仕事です。 具体的には、積算だと拾うっていういい方しますけど、数量を拾います。 例えば、横10m×縦10m×高さ10mの箱があるとして、 これを拾うなら、 床は10m×10m=100㎡ 壁は10m×10m×4面=400㎡ 屋根は10m×10m=100㎡ これに材料を書いて、単価をかけたものを積み上げていく作業です。 実際は壁厚分逃げたり、数量拾いの基準があるので、これ以上の穴は計上するとかしないとか、もっと細かい作業になります。 >②建築積算士として働く場合に必要、持っておくといい資格は何か 建築積算士と建築士があるといいです。 まあ積算やる人は建築積算士止まりだと思います。 特別な能力が求められる仕事ではないです。 >③給与面や残業などは多いのか 給与は低いと思います。 特別な能力が求められる仕事ではないからです。 残業は多いと思います。設計事務所が設計図書いて変更があったら追従する必要があるので、大変だと思います。 >④ネットで調べると施工管理の経験があったほうがいいと書いてあったが建築の知識がない人でもやれる仕事なのか 施工管理の経験は0でいいですが、設計図見れないといけないので、設計図をかけた方が有利です。が、上に書いた通り、特別な能力が求められる仕事ではないので、未経験でも大丈夫です。 問題は特別な能力が求められる仕事ではないところで、数年やったら作業は頭打ちだと思いますんで、給与が伸びにくく人気がないと思います。
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