解決済み
漫画の専門学校に通っているのですが、課題が終わりません 学校で出た課題は4ページ漫画、カラー漫画2ページ、16ページ漫画、イラスト一枚描くことで、締め切りが二ヶ月や一ヶ月ですどれも均等に進めていくと必ず間に合わないのです プロットの打ち合わせ ネームの打ち合わせ 下書きの打ち合わせ ペン入れの打ち合わせ イラストの打ち合わせラフ下書きペン入れ色塗り 全ての打ち合わせで簡単に通るわけではなく、頭が硬い先生が僕の絵を見て嘲笑しながら直してきてと言われ何度も描き直ししなければいけません。それも先生の常識、感性に合わせてやらないと通りません (16ページ漫画に関してはもう打ち合わせなしで進めなくては間に合わないというレベルです) そんなことを繰り返していると時間がなくなり、いつも締め切りをすぎてしまいます それでも出来上がったものは意外と好評で、編集者にもお声掛けいただいたこともあり(有耶無耶になった)校長に誰もが名前をメモされないなか、僕の名前を覚えておきたいとメモしてくれて絶賛してくれたりということもあります 僕はこの学校でやっていくことに対してすごく不安を感じています。僕はこんな学校で漫画家になれるのか 課題の締め切りを間に合わせるためにはどうすればいいのか僕にはもうわかりません
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マンガ専門学校に通っているということは プロの漫画家を目指しているんだと思います。 漫画家になることはゴールではありませんが、 一旦これが当面の目標になることは間違いないですよね。 まずはこれを認識しましょう。 一番重要なのは 「マンガ専門学校を卒業」 という”肩書”はマンガ業界において一切の意味がない、ということです。 美大芸大出身の漫画家、専門学校卒業の漫画家、 高卒でも中卒でも、社会人でも色んな漫画家が居ますが、 学歴ではなく作品で評価されるのがマンガ業界です。 学校に入る意義は、スキルや人脈を構築したり、 創作の刺激になるような周囲の環境作りのためであり、 一般企業への就職とは違い、どの学校に居たか、 というのは一切関係ありません。 漫画を投稿する時、ほとんどのケースで 自分の学歴を書く欄はありません。 自分の創作活動の略歴や受賞・投稿歴を描くだけです。 ですから、学校に行く意味があるとすれば、 そこにいることによって 貴方の創作活動にプラスになっているかどうか。 これだけが重要な事柄です。 --- マンガ専門学校にも色んなものがありますが、 個人的にその中でもまだマシな理念を持っている学校の 条件があると思っています。 それは「投稿や持ち込みなどの実際漫画家になるための活動が 学校内のあらゆる単位の上位になる仕組みがある」学校です。 つまり、漫画家になるために積極的に活動してる人は 極論課題を一切やらず、授業ができなくてもいいというところですね。 これ以外の学校は基本的に行く意味がありません。 だって「漫画家になるための学校」ならば、 投稿や持ち込み、それらの作品のチェックとか改善に全力を注ぐべきで、 最優先はそちらの活動であるはずですよね。 「将来できれば漫画家になりたいと思ってる人たちが ふんわり集まってお互い安心し合う場所」 漫画に限りませんがそういう専門学校は残念ながら多いです。 貴方の当面の目標は漫画家になることで、 そのための行動をどうするかは自分で考える必要があります。 課題を一生懸命やって無事卒業できたとしましょう。 その課題が血肉になれば無駄ではないでしょうが、 同世代の行動力ある漫画家志望者は 投稿・持ち込みを重ねて、自分には何が足りないのか、 自分の武器は何なのかをもう見つけています。 学校に在籍し続けるのは別に構いませんが、 卒業カードそのものに価値がない以上、 貴方は自分の目標のためにその環境を最大限に利用し、 漫画家になるためにすべてのエネルギーを使うべきです。 あくまでも個人の意見ですが、 クリエイター系の専門学校の殆どは収益を目的とした営利団体であり 漫画家志望者のための教育機関ではありません。 だって、本当に専門学校が漫画家を排出するのに 確実に有効になるのであれば、 出版社がその金の卵を育てるはずですよね。 でも編集者がやってるのは、 そういう学校でたまたま目に留まった人に声を掛けるだけです。 学校の課題で長期休みの時に持ち込み・投稿された中から、 他の作品と同じように内容で評価するだけです。 つまり、出版社の人間は漫画の専門学校の教育の有効性そのものには 意義があると思ってるわけじゃないんです。 ただ単に作品がそこからいくつか生まれて、 目に付いた人にだけコンタクトを取る。 それだけです。 見るのは結局作品だけです。 漫画新人賞の応募フォームを覗いてみてください。 学歴を書く欄なんかめったに無いはずです。 結局作品でしか、漫画家志望者は自分をアピールできません。 --- ですから、必要なのはとにかく作品を描くことです。 それでも学校を有意義に使おうと思うなら ネームを描いてクラスメイトや講師の意見を聞きましょう。 自分では気付けない「読者の目線」の意見を聞いてみましょう。 何か意見とかアドバイスをされたら、 自分の表現しようとしているものとすり合わせて、 納得できたら取り入れればいいでしょうし、 自分の意見があるならそれが伝わらなかった原因を探ればいいです。 もちろん、学校関係者ではなく編集者に意見を聞いても構いません。 投稿は編集部の大半の編集者が作品をみて気に入ったら担当が出来ます。 出版社への持ち込みは基本的にアポの電話を取った相手が 原稿を見ますから、それによる運や相性もあります。 どちらもメリット・デメリットはありますから両方やったっていいです。 投稿した作品でも選外なら別の賞に出してもいいですし、 持ち込みなら受賞作であっても別にみてもらうだけなら問題ありません。 受賞作の応募や選考が重なる同時応募がNGなだけです。 COMITIAという、オリジナル同人誌即売会では 出張マンガ編集部という毎回多くの編集部がブースを設けて 持ち込みを受付してます。 「漫画編集者もそれぞれ価値観があり色んな人がいる」という 当たり前だけど見落としがちなことを実感できる 非常に有意義な場だと思います。 志望者の中には最初に声をかけてくれた編集者を絶対だと思い込んだり 必要以上に恩義を感じて停滞する人も少なくないので、 最初のうちに「色んな編集がいる」ことを知るのはとても意味があります。 是非足を運んでみてください。 リンクのは前回のものですが、年に4回ほど開催してるので、 作品さえあればいつだって行けるはずです。 ここで何箇所も周ってみてください。 https://www.comitia.co.jp/html/hensyu.html 非常に多くの編集部が参加してるのがわかると思います。 ここを作品を持って1日周るだけでも 学校の課題に苦しむよりずっと有意義な時間になるはずです。 DAYS NEOという、編集者とのマッチングを 目的としたマンガ投稿サイトもあります。 https://daysneo.com/ こういうところに投稿して、担当希望が付くのか、 担当希望が付いている人はどんな水準かをリサーチすることで、 今の貴方のレベルもわかります。 評価されてる作品はどういうものか。 何人も担当希望が付いている作品は 編集者にどういう評価をされているのか。 専門学校の課題の評価なんかよりずっとずっと重要です。 有耶無耶になった編集からの声掛けとか、 校長に絶賛されたとか、そういうあやふやな評価を書いて ここで自尊心を満たしてる暇はありません。 (結局、担当編集は付いていないんですよね?) 実際に投稿・持ち込みをして プロとして通用するのかはっきり突きつけられることのほうが ずっと意義深いです。 漫画家を目指すならば専門学校での評価を気にするのではなく、 自分の作品を編集者にぶつける所がスタートラインです。 そいういう所で評価されたら自信を持ちましょう。 足りなければ自分の作品や他人の作品をリサーチ・研究をしたり、 改善に時間を使いましょう。 そのために学校を利用できるのであれば利用しましょう。 貴方の今の学校生活は、本当に漫画家への道へと歩き出そうとしてるのか、 良く考えてみてください。 課題の締め切りをどう間に合わせるかとか、 そんなことを考えても達成できるのは 「マンガ専門学校卒」という、全く意味のない肩書です。
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目的は講師に受けることではなく漫画家になることだと思うので、自分だったら16ページ漫画だけは本気出して、後日それを膨らませて持ち込み用の作品にします。 ほかの課題も自分が将来漫画家になるうえで試してみたい表現方法やエピソードや絵柄にして、それを講師に見せその評価で得るものがあればさらに糧にします。 その結果締切が間に合わず講師に怒られるかもしれませんが、漫画家になるのは就職のように学校推薦があるわけでもないので、講師の評価などどうでもよい気がます。 目の前の講師も課題も全部踏み台にして1日でも早く漫画家になってください。
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