何故、中小企業は給料安いし、激務で首切られる人が多いのですか？

Question

何故、中小企業は給料安いし、激務で首切られる人が多いのですか？

Answer 1

給料に関して。
会社の知名度（信用度）が違うため、中小企業は利益の大きい仕事の受注が出来ないため、一人あたりの利益が少ない分だけ給料にも差が出ます（少なくなります）。
大企業の人が1億の仕事をして、中小企業の人が1千万の仕事をしても給料が同じなんて…夢も無くてイヤになっちゃいます。
※希に中小企業の方が給料が良い場合もあります。

首切られる人に関して。
これは、逆に大企業の方が多いです。
といっても、大量解雇が発生する場合と会社に大損害を与えた場合です。
大量解雇は中小企業数（十？）社分の人が切られます。

ちなみに、中小企業の場合は社長との関係が近くて、顔を見て首を切らなきゃいけないため、社長は簡単に首を切りにくい気持ちになってしまうのと、一人いなくなると別の人の負担が大きくなるので、なんだかんだ倒産したり問題児じゃない限り簡単に首になりません。

Answer 2

簡単に考えれば、字の通りです。小さい企業な訳ですから、資本だって小額で起こした会社です。従業員だって規模こそ違いはあれ、私の働いている所でいえば20～30人程度です。仕事だって請け負っている物件がそんなに多い訳ではないので、儲けの小額から人件費を払って居る訳です。当然現場でも少数精鋭で仕事をするので人力不足は否めません。必然的に仕事もキツくなります。昨今の不景気で考えれば、売り上げが少ないのでお給料が払えない。しかし、会社を存続させるためにも倒産させるよりはリストラした方がリスクが少ないと考えるのではないのでしょうか？それに伴って人員不足になり、益々仕事はキツくなる。悪循環スパイラルです。

Answer 3

建設業で言えば、工事の請負額の中から材料費等の経費を払い、人件費や会社の純利益を出さなくてはなりません。

公共工事の削減などで、ろくに仕事がないまま開店休業状態の会社が続出するなど、近年、建設業者の大半は経営困難な状態に陥っており、純利益すら見込めない状況です。
仕事がなく収入がない月でも雇用保険料などの支払いはあるわけですから、純利益を蓄えておかないと銀行から相手にされなくなり、会社は倒れます。

人を減らせばその分他の人に負担が行きますが、人件費は減りなんとか会社の経営は成り立ちます。
逆に、人を減らさずに経営を維持しようとすれば、どうしても給料をカットしなければなりません。

他企業でも、基本的には同じ事だと思います。