解決済み
ジェネリック医薬品について教えてください。 薬には ・オリジナル ・ジェネリック ・オーソライズド・ジェネリック があると聞きました。 質問1なぜ、オリジナルの薬はジェネリックが出たあとでも薬価を(ジェネリックと同等くらいまで)下げないのですか? 国を挙げてジェネリックを推奨しているので、80.89%がジェネリックを選択しているようです。 つまり、オリジナルはほぼ売れないわけで、そのままの薬価で販売していて少数の人が買うだけでは利益は見込めないと思います。 だとしたら価格を下げてでも買ってもらうということをなぜしないのですか? 質問2 ・ジェネリック ・オーソライズド・ジェネリック が普通に並んでいればオーソライズド・ジェネリックを買うのが普通だと思います。 ・ジェネリック ・オーソライズド・ジェネリック の薬価は同じくらいですか? 質問3 なぜ、ジェネリックを出している会社はジェネリックでまれに添加物などの違いで、効果に影響が出ているにも関わらず、オーソライズド・ジェネリックのような(まったく同じ)薬を出さないで、若干変えるのですか? オリジナルの特許は切れてるので、同じのを作れますよね?
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まず医療用医薬品は健康保険による薬物治療に使われることが前提です。 つまり保険に収載された薬価を決めているのは製造会社ではなく国です。 以上を踏まえまして 質問1 ジェネリックが販売されるとき ジェネリックの薬価はオリジナルの約50%としているから安いのです。 (同時販売されるジェネリックの数によっては40%) そうして毎年薬価改正されていき、 長期収載品はオリジナルジェネリックともにほぼ同じ薬価になります。 質問2 同時申請されたものはジェネリックだろうとAGだろうと同じ薬価です。 先に収載されたジェネリックがあるのなら 2番手のジェネリックは先のジェネリックを基準に薬価が決められるため安くなります。 よっていち早くAGが収載されていれば高いですし、あとからAGが収載されたのなら安くなります。 質問3 特許が切れたのは有効成分だけだからです。 製造方法は特許が切れていない場合もあります。 そもそも添加物の配合比率は非公開です。 また安価に作るため、複数あるジェネリックの中から選ばれるため工夫のある仕様にするため いろいろ理由があります。
ジェネリックも完全に同じであることを求められています。それでも配合の技術などの違いによって溶解度の違いなどが出てくるので、効果に違いが出ることはあります(本来はあってはならないことですが、出てしまいます)。 ということで、少数の患者が高くてもオリジナル製品がいいと希望するので、オリジナルは高いままで、安く(ジェネリックと同等)にしたものがオーソライズドジェネリックです。薬価は同じですが、製品の信頼度という点で薬局が購入する際は若干高いのが普通です。
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