司書課程のない大学に在学していて司書の資格をとる方法について、のご質問でしょうか。 文科省/司書について https://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/gakugei/shisyo/index.htm を参考に、回答します。 1.司書に必要な資格:司書資格 (1)必要な学歴:大学(短大を含む) 2.司書資格の取得方法 (1)司書課程が開講されている大学(短大を含む)で必要な単位を取得する。 (2)司書講習を受講し、必要な単位を取得する。 3.質問者さんの可能な方法 【前提条件】在学の大学には、司書課程が開講されていない。 【方法1】司書課程が開講されている大学で、必要な単位を科目等履修生で受講し、単位を取得する。 [問題]在学の大学で、在校生にこの目的で他大学の科目等履修生を認めているか否かによります。科目等履修生の制度は、大学卒業者が、卒業後に必要な単位をとるための制度なので。 【方法2】司書講習の受講 [問題]受講資格が、「大学に2年以上在学(短大卒業者含む)し、62単位以上を修得している」ことなので、この条件に該当することと、司書講習実施大学が通学可能な範囲内にあるかが問題になります。又、通学可能な場所にあったとしても、実施期間が平日であれば在学の大学に影響して不可、夏休みの場合は集中講義での実施なので、かなり過重な状況になります。その間、就活も在学大学の講義関係も受講できません。場合によっては、その年だけではこなせなくなる可能性があります。 そこまで苦労して取得したとしても、就職に直結する資格ではないので、お勧めできません。正規職の司書の門は厳しく、それを覚悟で司書の道に進む覚悟のない方はおやめになった方がいいのでは。県立図書館には、正規職の司書の募集が若干ありますが、倍率は厳しく、地方公務員の採用試験対策が不可欠となります。司書の資格が不要の国立国会図書館職員採用試験の道もありますが、こちらは上級国家公務員試験の最難関の1つで、図書館情報学の専門試験もありますので、もっとお勧めしません。
大学生でなくても、社会人になってからでも取れますよ。 論文を書いたりスクーリングがあったりするので仕事をしながらではなかなか難しいため、比較的時間に余裕がある学生の時に取得するのがおすすめです。 最近では通学しなくてもオンラインで講義を受けることもできるようになっているかもしれません。 図書館司書はなかなかお勤め先がなさそうな職種ですが、余裕があるのであれば司書教諭の資格も考えてみてはいかがでしょうか。
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