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一般職と総合職あるじゃないですか、違いがよく分かりません。転勤がいやなら一般職なのは分かります。大卒なら総合職の方がいいとかあるんですか?
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男は総合職(男子職)、女は一般職(女子職)という職制は全国世界規模の大きな会社における男女差別です。 大きな会社は各地に支店や営業所を構える。 必然的に、従業員数も何千人、何万人規模となる。 その中で、経営者層と労働者層というピラミッド構造が形成される。 男は仕事、女は家庭との両立、男は家族を養う為には高い経済的責任を背負い、リーダーシップを取って働く。 終身雇用や年功序列を成立させるためには、転勤を大前提とする条件で入社し、あらゆる地域や部署を回って会社組織の仕組みを知り管理職や専門職として人材育成をしていくジョブローテーションを採用する。 対して、一般職は過去の女性差別の歴史と深い関係にあり、ある程度の年齢になったら結婚や育児で寿退職をするから重要な仕事が任せられない。 転勤残業なしのただの雑用係や男性社員の花嫁候補という福利厚生のために支店事に地元採用を行う長期雇用を前提としない労働者。 男は転勤、長時間労働、ノルマを当然として受け入れバリバリ働く企業戦士でなければならない。 女は体力ないし転勤や残業を好まない、楽をしたがるし、事務作業だけさせておけばいいというジェンダーステレオタイプによる職制です。 つまり、総合職一般職という雇用制度を採用している企業では男は総合職1択です。
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会社員には、係長以下の「労働者側」と、課長以上の「経営者側」があります。一般職は、ずっと労働者側で働くコース。総合職は、出世すれば経営者側になれるコース。 昔、短大が隆盛だった頃は、「短大卒業→一般職→寿退社」が定番だった次第。短大が廃れ、生涯未婚率も上がり、未正規雇用の一般事務ができ、そんなこんなで一般職は無くなりつつあります。
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