奈良県にある航空自衛隊の幹部養成学校は防衛大学校と比べたらどちらが上になるんですか？ ２年通って卒業したら曹長からスタ…

Question

奈良県にある航空自衛隊の幹部養成学校は防衛大学校と比べたらどちらが上になるんですか？
２年通って卒業したら曹長からスタートになるようですが。
入学要件などはありますか？

Answer 1

防大というのは、陸に行く人も海に行く人も空に行く人もいっしょに（というか3年くらいはでれになるのかも決まらない）教育し、そもそも軍事の専門教育というほどのこともない、全寮制体育会系大学の感じです。
そこを卒業して海へ行く人は江田島、陸の人は久留米、空の人は奈良にいって専門教育を受けるわけです。
防大を卒業（あるいは防大ではないが一般大学卒業後幹部候補生試験に受かるか、部内で選抜されたか）した後で行く所で、一般人が受験できるところでも行ける所でもありません。

Answer 2

防衛大学や一般大学卒、部内選抜の人が幹部候補生として入隊する。
防大は下。

Answer 3

幹部候補生学校は防衛大学校や一般大学を卒業した者及び部内昇進試験合格者を集めて陸海空別の士官教育を行う教育機関になります。防衛大学校を卒業しなくても一般大学卒業者でも受験資格が有ります。

Answer 4

防衛大学校を卒業した人を教育するのも幹部候補生学校です
奈良の空自の幹部候補生学校であれば入学要件は防衛大・防衛医科大を卒業した航空自衛隊要員、大卒程度の一般幹部候補生試験を航空要員で合格した者、空曹として３年以上勤務して部内幹部選抜試験受験合格で幹部候補生となった者等、航空自衛隊で幹部になる自衛官のほとんどが入校する学校です
陸の前川原、海の江田島もそれぞれ陸海で同様の機能を持ちます
防衛大学校は旧軍の士官学校と比較されることもありますが、士官学校に当たるのは本来幹部候補生学校の方で防衛大は旧軍には無かった制度で、基本的には自衛官となるものとされていますが、学生には階級も無く自衛官として入隊したと言う扱いでも無いです、卒業して陸海空の幹部候補生学校に入校する時点で初めて自衛官として入隊と言う扱いになります