①か②かという2選択なのですね?? そうすると、知的・肢体はどちらにしても取得するという条件で、聴覚 or 病弱という選択と思いました。知的・肢体・病弱は旧 養護学校で、聴覚は旧 聾学校に相当します。まず免許の取得単位の違いはご存知ですよね。聴覚は教育課程・指導法で各2単位、生理と病理・心理の各2単位で合計8単位の取得が必要です。病弱は教育課程と指導法2単位、心理・生理・病理の2単位、合計4単位で取得が可能です。 就職後ですが、旧 養護学校で人事異動が多く、聾学校に行くことは珍しいのではないかと思います(学校規模が小さいし必要とされる教員数も少ない)。また聴覚は、知・肢・病に比べ、世界観が異なりますので、大きなギャップがあると思います。聴覚領域を持っている教員は少ないので、免許を持っていると聾学校に異動となる確率が少し上がります。そうした世界観が異なるところに飛びこむ勇気があるのであれば聴覚を。旧 養護学校内の人事異動を希望し、荒波のない教員生活を望むのであれば、病弱を選ぶという考えもあるような気がします。
②:特別支援学校のみの勤務 学校数、在籍児童生徒数ともに、 知的>肢体不自由>病弱>聴覚>視覚、のため。もっとも、病弱と聴覚は学校数だけならそれほど差はないので、決定的な有利不利はないと思われる。 ①:小学校や特別支援学校でも幼稚部の勤務 「ことばの教室」のような言語発達を支援する教室がある小学校なら、聴覚の領域を持っていると重宝される可能性あり。また聴覚(・視覚)対象の特別支援学校は幼稚部から設置されていることが多いので、もし幼稚園教諭の免許があるなら配属される可能性があり、その際に役立つと思われる。
なるほど:1
一般的に「知的、肢体、病弱者」は、元々が養護学校教諭免許として一緒だった関係でセットで取る大学が多いので、病弱だけを取らないというが逆に難しく「聴覚、知的、肢体」って組み合わせで取るのが大変じゃないかと思いますが。
なるほど:2
何をもって役立てるかですが、採用試験で領域ごとの採用になっているところはほぼないと思います。 ときどき、領域は単なる得意分野なのでどの領域の指導してもいいし、領域追加なんてしなくていいという人がいますが、それは間違いです。 相当免許状主義の観点から、指導する障がいに応じた免許状を持っていなければなりません。 しかし、当分の間は特支免許不要なので、他の領域でもいいことになっています。 視覚と聴覚が取れる大学は少ないので(全国に数えるほど)、①を取って後で病弱とできれば視覚を追加するのもありですし、②を取って教員になり、可能なら視覚と聴覚を追加するのもありです。 大学院で特支免許(5領域)を取得中ですが、既に免許を持っていて視覚と聴覚を領域追加する人もいます。
なるほど:1
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