高校2年生です 高校卒業後、公認会計士の資格を取得したいと考えていて、CPA会計学院での資格勉強を考えています。

Question

高校2年生です

高校卒業後、公認会計士の資格を取得したいと考えていて、CPA会計学院での資格勉強を考えています。先日CPA会計学院のオンラインセミナーを受講したのですが、公認会計士資格を取得しさえすれば大学卒の人と比べて、監査法人などへの就職の際に採用されづらくなったり、給料の面で差が出たりすることはないという内容でした。

しかし、担任との進路相談では大学は絶対に行ったほうが良い、大学卒と高校卒で給料が変わらないことはないという内容の話を受けて悩んでいます。

大学への進学はすべきでしょうか。
（オンラインセミナーを受講する前は、中央大学商学部の受験を考えていました）

Answer 1

現在と将来の情勢は変わります。

将来を考えて、大学には絶対に進学すべきです。

仮に、高卒で合格し公認会計士として活躍する中で不利になっても、高卒だしなと言い訳はできませんよ。
大学に進学できる家庭で、高卒になるメリットはありません。

Answer 2

行けるなら大学へ行ったほうがいいだろうな。

理由は 公認会計士試験は 給料の高い監査法人への事実上の就職試験なので、

有名大学出身、或いは在学中の優秀な受験生が毎年多数受験するため、簿記などの能力検定試験と比べて格段に合格しにくく、大学進学は公認会計士試験に失敗して撤退する時に就活する時にそれなりの保険にはなるからだ。

>学院のオンラインセミナーを受講したのですが、公認会計士資格を取得しさえすれば大学卒の人と比べて、監査法人などへの就職の際に採用されづらくなったり、給料の面で差が出たりすることはないという内容でした。

↓

確かに嘘ではない。
しかし公認会計士試験の合格率自体が10%未満だ。

試験勉強慣れした難関校出身の優秀な受験生が毎年毎年参入してくる事を考慮すると 並みの地頭の受験生の合格率はさらにその半分以下だろう。

並みの地頭のレベルだと何年勉強しても正誤の判定のできないような難問をいくつも解いて、偶々運良く他人より正答出来て漸く合格出来るような博打試験は時間をかければ必ず合格出来ると言うものではないことはしっかりと認識しておくべきだ。

Answer 3

監査法人などへの就職の際に採用されづらくなったり、給料の面で差が出たりすることはないという内容でした。
→これは、事実です。
また、高卒公認会計士でも、しっかり仕事ができれば基本的に昇格はしていきます。
但し、監査法人の共同経営者であるパートナーまで行った人を私は、見たことがないです。
皆、途中で転職したり、独立したりしてしまうので。
あと、転職の時に、旧財閥系や有名な外資系などは、難しいと思います。
但し、一流企業でも、公認会計士の職務経歴で転職可能なところは、それなりにあるので、あまり高卒自体は大きな問題ではありません。
ただ、あなたが高偏差値の高校でない場合、恐らく勉強の仕方を知らないので、公認会計士試験の勉強の辛さに逃げ出す可能性があります。
大学受験は、効率的な勉強方法を学ぶのには丁度良いため、その観点からは大学に行くべきです。

Answer 4

実際のところ監査法人のBIG4は大卒ばかりですからね。学歴は教養があるかどうかの基準なので、出世には響きます。

独立したり、事業会社に転職する場合はなおさら大卒の肩書が重要になります。いったい誰が高卒の会計士に仕事を依頼するんですか？また、事業会社の財務部門なんて高学歴の巣窟ですよ。そのうえ事業会社では学歴別の給与テーブルを採用しているところがほとんどです。

資格予備校に相談すれば都合のいいことしか話さないのは当然です。もちろん、大学は教養科目や語学もあるので会計士対策の邪魔にはなります。中央大は近隣に対面授業で教室通学講義を行う予備校がないため経理研究所の低予算で作られた分厚い全網羅型のテキスト・答練をこなすことになるでしょう。全国区で膨大な学生を有する予備校にくらべて質で劣るため膨大な量で補う戦略を取らざるを得ません。予備校はTAC中大駅前校しかなく、ブースに座って講義動画を再生するだけですが、それでも大勢の中大生が受講しているのは経理研究所に不満を持つ証左です。

在学中に論文式まで合格すると学生非常勤として高時給のバイトができます。非常勤をしなくとも、新卒は4月ではなく2月入社なので卒業前の大学行事と重なります。4大監査法人は全て23区内なのでアクセスしやすい立地の学校が便利なのは事実です。

論文式に合格すると夜間や土日に実務補習を受けます。会場は神保町駅の日本教育会館一ツ橋ホールか、靖國神社に近い公認会計士会館です。これも近隣の学校在籍だと通いやすいですね。