私は今漫画家、アニメーター、イラストレーターの道で悩んでいます。

Question

私は今漫画家、アニメーター、イラストレーターの道で悩んでいます。イラストレーターはアニメーターはフリーランスで安定した収入を得られないだとか、漫画家は売れるのはほんのひと握りの存在で、なっても売れない可能性があり生活していくには厳しいなど色々な意見があり、どの道を選ぶべきなのかでとても悩んでいます。自分で選ぶべきなのは承知なのですが、皆様の意見を聞きたいです。それぞれの仕事のメリットデメリットなどのアドバイスをいただければ幸いです。

Answer 1

漫画家/アニメーター/イラストレーターは高い適性（その道を極めるに適した性格や資質/才能/努力姿勢）を持っている人が辿り着く職業です。

才能の塊のような人が成功を収める、プロ業ってそういうものですから、研鑽を積む過程で「これならいけそうだ」という手ごたえを感じない人には結構厳しいかなと思います。

ただし、漫画の原稿とイラストは普通に働きながらでも描けますし、イラストに限っては副業として活動している人が殆どなので、イラストの収入を得られないからといって失うものは何もありません。

しいて言えば副業は時間的に大変であるという事です。

漫画はデビューしても売れるかどうかは分かりませんが、仮にダメでもプロ漫画家のアシスタントを希望すれば編集部が紹介してくれますので、今後再チャレンジするかアシスタントとして働き続けるかは、ゆっくりと決めれば良いです。

というか、アシスタントを経験している漫画家は結構おりますし、漫画の「バクマン」をお読みになれば、そのあたり詳細がよく分かるでしょう。

■バクマン
https://shonenjumpplus.com/episode/10833519556325021897

ちなみに漫画家もフリーランス（業務委託契約の個人事業主）でして、出版社に雇用されている社員ではありません。

アニメーターは結構リスキーです。
美大に進学し在学中にアニメの作画をご自分で勉強してみて、もし駄目そうならデザイン会社や広告代理店などの就職に切り替えることが出来ますけども、アニメ専門学校に進学して途中で辞めてしまうと完全に無職ですからね。

一応現在のアニメーターは固定給+歩合給なので最低限の給料は貰えますが、それでも低収入なので、数年で原画マンに昇格出来ないようなら結構辛いです。

加えてアニメーターを辞めると潰しが効かないので、まともな就職先にありつけるかどうかが不透明ですね。

Answer 2

＞それぞれの仕事のメリットデメリットなど

全部才能と実力と運次第みたいなところがあるので、なんとも言えませんが…。

・漫画家
メリット
人気雑誌で連載ができる状態にまでなれば、ある程度は安定する
兼業前提でもよければSNS発信漫画などでマイペースな活動も可能
デメリット
一部の人しか成功できないので専業にするのはかなり覚悟が必要
連載漫画家になると相当な体力も必要

・イラストレーター（フリーランスの前提）
メリット
学歴等が一切不要で誰でもなれる
兼業前提でもよければ、好きな仕事だけ請けることも可能
デメリット
専業で生活できる人はごく一部で、連載による定収入や単行本印税などがない分、漫画家より厳しい。老後まで考えると専業はかなり辛いと思う

・アニメーター
メリット
死ぬほど描くので絵はすごく上達すると思う
デメリット
最初の数年は職業として成り立ってないレベルで低収入。その後も作画監督レベルになるまで人並の収入にはならない
漫画家やイラストレーターのように兼業も難しいので、貯金しておくか、仕送が無いと生活できなくなる

どの仕事も、進路が関係ない仕事なので、ひとまずは普通に就職する前提で大学などを選び、就職活動をしなければならない段階で、一番才能がありそうなものを選べばいいと思います。

イラストレーターの場合は、フリーランスなら、大学在学中には毎月10万円くらいは安定してイラストでかせげていないと、卒業後にイラストで生きていくのは無理だと思います。

漫画家の場合は、できればデビューはしていないと厳しいと思います。
漫画家ってデビューした後でも10人に一人も生き残れないような仕事ですから。
できれば、連載が見えてくるくらいの時点までは持っていけていると理想だと思います。

イラストも漫画も、就活が始まる3～4年生くらいの段階で、稼げてもなく、デビューもできてないようなら、いったん普通に就職した方がいいと思います。

アニメーターはちょっとわからないですが、大学卒業時に就活してどこにも採用されないようなら諦めるしかないかと。

Answer 3

いずれも副業ベースで活動すれば、収入面はクリアできると思います。

Answer 4

漫画家もフリーランスですし、イラストレーターとも同じことですが。
あなたが選んでなれるものじゃないんだし、まずは作品を外部の人に評価してもらうところからでは？