ユニット型アンモニア冷凍機の、ユニット内液配管が腐食し、その箇所を切断溶接する場合、ユニット解除となり、冷凍機械責任者の…

Question

ユニット型アンモニア冷凍機の、ユニット内液配管が腐食し、その箇所を切断溶接する場合、ユニット解除となり、冷凍機械責任者の届出が必要と、消防から指摘を受けております。これはアンモニア冷凍機だからでしょうか？
ユニット型フロン冷凍機の場合も、配管を切断溶接すると、ユニット解除になるのでしょうか？

Answer 1

冷凍保安責任者のことですね。
高圧ガス保安法第27条の４、冷凍保安規則第36条2項により、冷凍保安責任者の選任が免除される条件の一部に以下の定めがあります。
・ユニット型であること。
・可燃性ガス及び毒性ガス（アンモニアを除く）以外であること。
また、可燃性ガス及び毒性ガス（アンモニアを除く）以外のものについては、冷凍保安責任者の選任が免除される条件の一つに、「製造設備の搬入に際し、溶接、切断等の工事なしで再組み立てができ、直ちに冷凍の用に供することができるものであること。」との規定があり、今回の切断溶接作業はこの規定に抵触するとみなされたのではないでしょうか。
だとすれば、ユニット型フロン冷凍機（フロン１１４を除く）であっても、配管を切断溶接するとユニット解除されると考えられます。
なお、フルオロカーボン１１４の製造施設はすべて免除されます。