解決済み
私は高校で建築士になりたいという夢があります。 けれど、建築士は昔ほど土地がない今では将来的に厳しい職業の一つだと記載されていました。 本当に先が良くないのでしょうか? 現状も知っている方がいれば、そちらの方もよろしくお願いします。
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土地が無いわけではありません。日本の人口がピークを過ぎ、減少傾向に入っていること、戦後復興期の住宅の絶対数が足りない時代のとりあえず数だけ造れという時代が終わったこと。その時期に建てられた粗悪な建築物の更新も一巡することなどから、新築需要が大幅に低下すると考えられていることが建築士の絶対数を減らしたいという圧力になっていると考えられます。 現実にここ数年の一級建築士の合格者数を見ると、平成16,17年は5,500名程度が合格していますがその後、18,19年は3,600名程度と減っています。検定試験ではないので、試験が難しくなったわけではなく、運営者が合格者数を意図的に絞ったと考えて間違いありません。20年には4,144名と若干回復していますが、これは設備設計一級建築士や構造設計一級建築士といった新しい資格へ人材を確保する必要もあってのことと思われ、今後は4,000人を下回る合格者数に落ち着くと考えています。 ですが、日本は地震国でもあり、建築物が木造主体ということもあり、ヨーロッパなどと違い新築の需要がなくなるということは考えられません(パリやローマの都心部では、新築はほとんどありません)。また、人口構造の変化からリフォームやコンバージョンの需要は今後より一層大きくなり、専門家に求められる役割も多くなると考えられます。 本当に建築が好きで、取り組んでみたいと考えるのなら、ぜひ頑張ってください。
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