就職四季報において【離職率と離職者数】という項目において”(早期退職〇名を含む)”という記載があったのですが普通ですか？

Question

就職四季報において【離職率と離職者数】という項目において”(早期退職〇名を含む)”という記載があったのですが普通ですか？早期退職の数は片手に収まる規模(会社自体は3000-5000人規模)なのですが、少しこの記載があることで将来、肩たたきや不本意な早期退職をさせられてしまうことがあるのかという不安になりました。

Answer 1

普通です。

まず、質問者さんが想像する「肩たたきや不本意な早期退職」は狭義で言うと「希望退職制度」というものです。
この制度なら、その規模の会社なら数十人から数百人辞めています。
だけど片手で収まる程度の人数なら、「希望退職制度とは別の早期退職制度」です。
たぶん就職四季報ならどちらもまとめているのでしょうから、人数で判断してください。

希望退職制度は、質問者さんが想像するように会社がやばくなったから肩叩きで辞めさせる仕組みです。一般的には期間を絞って社員から退職希望を募ります。

それに対して早期退職制度は、恒常的に設けられている制度です。
簡単に言うと規定の年齢（45歳以上）などの条件で社員が早期に退職する場合、退職金を割り増すなど好条件で退職させる制度です。

社員側のメリットは、再就職先が決まっていてどうせ辞める場合（例えば家業を継ぐ、脱サラしてお店を始めるなど）に退職金を割増で貰えるので得です。
会社側としても、多少退職金を割り増しても45歳から60歳までの給料を払わずに済むことになるので得です。
こういう風に、両方が得だと判断した場合に実行されるのが早期退職制度です。