回答終了
ビッグモーターは平均年収957万円、最大年収4000万円台という"金の人参"をぶら下げていたからです(ただし社員ごとのバラツキは大きいです)。会社の方針に従順になり稼いだ人には高額の報酬を払うという「高給型ブラック企業」で、営業職を中心に車に興味なくてもとにかく金を稼ぎたい人が殺到したわけです(他には独立系新築不動産業界がこの手法を多用しています)。そうやって稼げている人、あるいは評価が低くても欲が強い人はなかなか辞めません。 社員の出入りの多い理由は整備職を中心に、純粋に車に携わる仕事がしたいのに、会社の体質や数々の不正をやらされて良心がさいなまれて辞めていく社員が多いからです。 なお、三菱電機、ヤマダ電機はブラック企業で名指しされていてもビッグモーターとまったく性質が異なります。 三菱電機の平均年収は約806万円と悪くはなく、バラツキも少ないです。もちろん三菱グループ共通の福利厚生が使えるのでその点では抜群に良いのですが、古くからの財閥系の製造業だった故に、古い体質の人間でも居心地が良すぎる会社なためパワハラが蔓延して新入社員が自殺して他のパワハラ案件も露呈してブラック認定されています。 ヤマダ電機の場合は小売業に多い典型的な「薄給ブラック企業」で、平均年収はビッグモーターや三菱電機の半分の420~540万円しかありません。どちらかというと求人が少ない地方だったり、年齢や能力的に他の企業では正社員雇用が難しい人がやむなくそこを選んだ場合も多いわけです。
なるほど:2
昔は中古車業界に限らず、車業界って何処へ行ってもブラックだったんです。 私も元ディーラー系の中古車業者でしたが、AM8:00~PM11:00までは当たり前のように職場にいました。 昔から車屋って体育会系で、店長が帰らないと帰れないんです。 そのくせ、目標を達成しないと詰められる。 その辺はビッグモーターと一緒です。 ただ不正はしませんでしたし、会社の前の街路樹も枯らしたりはしませんでした。 別会社の友人に話を聞いても昔はブラックだったって同じ事言ってましたし、全国同じだったんではないでしょうか。 車が好きでディーラーに入社したんですが、まさかここまでブラックだとは思いませんでした。 ビッグモーターは、既に今年になって1000人の退職者を出しているそうです。 元々従業員は3000人いるという話でしたから、1/3は辞めている格好です。 ただ離職率が元々かなり高いそうなので、今回の事象が原因とも言い切れないでしょう。 何でしがみつくのか…って給料がいいからですよ。 営業マンでも、年収200~800万。 店長クラスだと2000万とか貰っていたそうですからね。 ましてや、今日出たニュースでは給与保証するという話ですから。 次が決まっている人は辞めているでしょうし、流石にハイソウデスカと辞めさせる店長も早々いないでしょう。 引き留めは当たり前のように行われているでしょうし、同僚がドンドン辞めて行く中で自分も辞めると言い出しづらいのは人間の性ではありませんか?
なるほど:1
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