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海上自衛隊の幹部のやることといえば艦長くらいしか自分の中で思い付かないのですが、海上自衛隊の幹部って具体的にどういうこと…

海上自衛隊の幹部のやることといえば艦長くらいしか自分の中で思い付かないのですが、海上自衛隊の幹部って具体的にどういうことをするのですか?また、幹部自衛官になるとどういうことができるなどの良い点はありますか?

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    幹部候補生学校を卒業した防衛大学校及び一般大学出身の初任3尉(大学院生終了者は2尉)で鑑定職種の者は遠洋練習航海後に部隊へ配属され、艦艇では3ローテーションと呼ばれる砲雷科(砲術士、水雷士)、船務科(船務士、通信士)、機関科(機関士)の配置を経験します(航空整備やパイロットのことは良く知りません)。 この期間は分隊士として人事や服務で分隊長を補佐すると共に書類に忙殺され、上司に怒鳴られ、実務経験のない分掌指揮官として経験豊富な海曹から突き上げられますが『任務水雷』とか『任務機関』など職務の概要を学ぶ課程に入校して骨休めをします。その他、艦の運航に必要な資格取得の勉強もします。 1尉になると中級課程に行き専門職種を決めます。射撃や水雷、航海や機関の指揮官になる課程です。 艦艇の停泊中は一般命令の作成や訓練計画や実施要領などの書類仕事、航海中は当直士官や副直士官として艦艇の運航、砲雷長や船務長は哨戒長として戦闘指揮における艦長補佐をします。 当然、航海中は訓練があるので洋上補給などの作業部署や緊急部署、戦闘部署で各配置の指揮を執ります。 幹部は総合職なので艦艇だけでなく海上幕僚監部や総監部、艦隊司令部などの陸上配置で勤務します。 海上幕僚監部に行けば人事教育計画やその他諸々の部隊が円滑に動くための業務に従事し、艦隊司令部なら幕僚(参謀)配置があります。その他、学校教官など曹士と比較してして艦艇勤務年数は少ないです。 自衛隊は年功序列的な給与体系なので若い幹部より古参の曹の方が給料が多いです。准尉定年の私にはあれほど働いても給与の安い幹部に魅力は感じませんでした。また幹部になる能力もありませんでした。とにかく幹部は忙しいです。 幹部の良い点? 下っ端から見て魅力はありません。 幹部は『向上心』や『誇り』で働いていると思います。 もちろん幹部ではなく『患部』と呼ばれる人も存在します(笑)。

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  • 航空部隊であれば パイロットや戦術航空士、整備幹部などの職種があります。 遠洋航海が終わった後、パイロットの養成課程に入り2年間ほど養成訓練を受け、この間にパイロットと戦術航空士に別れます。 ウイングマーク取得後、部隊に配置され、大型哨戒機やヘリの新米搭乗員として訓練を受けたり任務に就いたりして、機長資格を取ります。 機長資格取得後は、機長としてフライトを行います。 その後、各種の地上配置につき、2年おきくらいに地上配置と飛行配置を繰り返します。 成績優秀な人はその後飛行隊長や、航空隊司令などとして勤務します。 整備幹部も、遠洋航海卒業後、整備の課程に入り勉強して、部隊配置になった後は、やはり数年おきくらいに整備隊とその他の各種配置に交互につきます。 優秀な人は整備隊司令などになります。

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