不動産鑑定士試験は、学歴等に関係なく誰でも受験できるので、必ずしも法学部である必要はありません。試験科目には民法もありますが、法学部では通常教わらない不動産関係の法規などからの出題もありますし、経済学や会計学の科目もあるため、必ずしも法学部が有利とは限りません。司法試験崩れで不動産鑑定士になったという人もいますが、試験科目の内容はむしろ税理士試験や公認会計士試験との親和性が高いので、経済学部や経営学部の方が良いかも知れません。 なお、不動産鑑定士試験の受験者数は、長期的には減少傾向にあり、特に地方では仕事が減少している上、将来的には仕事がAIに代替されて無くなるとも噂されている不人気資格であり、それでいて難易度は公認会計士試験に匹敵するくらい高く、最近の年間合格者数は百数十名くらいしかいません。それでも挑戦するなら、自己責任でどうぞ。
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