回答終了
当方、元司書講習担当者なので、その立場で回答します。 【質問者さんの質問】 質問者さんの現状 学籍:高卒 目標:司書資格の取得 私立図書館でアルバイト中 質問者さんの質問:1)司書補を取り3年間働いて司書になるか 2)2年間働いて司書の資格を取る どちらがいいか。 なお、以下の司書課程の基本情報は、文科省/司書について https://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/gakugei/shisyo/index.htm#01 に基づきます。 (1) 1)司書補を取り3年間働いて司書になる について 司書補資格の取得条件 1)高卒 2)司書補講習を修了したもの:受講資格は高卒 なので、司書補資格は取得可能です。 司書資格の取得条件:「3年以上司書補としての勤務経験者が司書講習を修了し資格を得る」とあります。司書講習の受講資格は、「2年以上司書補として勤務した経験があるもの」となっています。 1)の場合、「司書補資格を取った」後、「司書補として3年以上勤務」し、「司書講習を修了」すれば、司書資格の取得が可能です。 2)の「2年間働いて司書の資格を取る」の2年間は、司書講習の受講資格です。「2年以上司書補として勤務」し司書講習を終了しなければ、司書資格を取得できません。従って、「2年間働いて司書の資格を取る」は除外しましょう。 残るは、司書補資格を取った後、「司書補として3年以上勤務」し、「司書講習を修了」し、司書資格の取得する方法のみとなります。 さて、この方法で司書資格を取得したとします。実は、問題はその先にあります。司書としての就職です。よく知られていることですが、公立の市立図書館の司書は、ほとんどが、市立図書館を運営する民間企業が採用した契約社員(アルバイト)です。もし、市直営の市立図書館があって、公務員として司書を募集したとしても、公務員採用なので、学歴は大卒以上となります。県立の場合も同様です。 結論:大卒、大学在学中に司書の資格をとる。大学は、通信課程 可。 ただし、正規職の司書採用はほとんどないので、非正規を覚悟する。 正規職司書の穴場としては、大学の付属図書館の司書、専門博物館の付属図書館の司書、等ないことはありません。しかし、大卒の学歴が求められます。 ご希望にはそいませんが、通信課程を含めた大学を卒業し、在学中に司書資格の取得をお勧めします。但し、司書は非正規職ですが。
なるほど:1
勤務先は「私立図書館」つまり、私設図書館のような場所なのでしょうか?だったら、司書資格を取ることで仕事の専門性が上がるとか、給与が上がるなどメリットがあるかもしれません。 が、一般的には司書資格を取っても、それで長期的に安定して仕事ができる保証にはならないと思います。司書資格があっても、図書館などそれを生かせる仕事に就いている人は少ないし、公共図書館だと官製ワーキングプアの状態で働いている人も多いです。 また、司書補から司書になった人は図書館で働いていて自分の知る限りではいません。司書資格がなくても図書館で働くことはできるからです。大卒だったら、数か月の講習で司書資格を得ることもできます。 男性ということで将来を考えても、どうせなら、司書資格にこだわらないで、大卒資格を得る方がいいのでは?図書館で働けない場合に選択肢が広がるし、図書館で働くことができれば、司書資格を取るのも簡単になります。
なるほど:1
通信制大学の正課生となり、司書課程も履修して卒業し、大卒の司書になるのが良いと思います。 司書資格を取得しても、バイトや契約社員等非正規雇用にしかなれない人が大半ですが。
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