高3女です。専門への進学を考えています。

Question

高3女です。専門への進学を考えています。最初は美容一択でしたが、グローバル系も視野に入れるようになりましたが、元々少し気になっていたテレビ関係や芸能に関わる仕事にも興味が出てきました。私は表に立つ人達を支える裏側が向いているのかな。って思いました。

感性がズレていたり、個性的だとか、少し変わり者の気質があると言われて悩んだ時期もありましたが、最近はそれをコントロールできるようになってきたので、私の個性を活かせるお仕事は無いかと考えています。簡単じゃ無い事は分かっています。

メイクアップアーティストさんは、収入が安定しにくいと聞いたので、それ以外でテレビ関係やモデルなど、とりあえず表に立つ人のサポートできるお仕事を教えてください。

まだまだ無知なので間違っている事があればご指摘お願いします。

Answer 1

専門学校を卒業して、
芸能界の裏方で働きたいと考えるならば、
収入が不安定な働き口しかありませんよ！

「テレビ関係やモデルなど…」と
あなたはおおざっぱに書いていますが、
業界のことを、もっと詳しく知ろうとしてください。

テレビ業界で安定しているのは、
テレビ局と、大手制作会社だけです。
そこで働く人は、
少数の大卒エリート社員と、
多数の非正規雇用の人から成り立っています。

安定しているのは、
少数の大卒エリート社員だけです。
それ以外の人々は、
「不安定でもいいから華やかな世界で働きたい」
と決心して、業界に飛び込むのです。

「表に立つ人を支える裏方」の人たちは、
仕事を確保するために、毎日必死です。
メイクさんであろうと、スタイリストであろうと、
マネージャーであろうと、小道具さんであろうと、
ディレクター志望の人であろうと。
少しでも人脈をつなぎ、
「自分はいかに“使える”人材か」と
売り込んでいかなければ、
仕事も収入も確保できないのです。

専門学校を卒業した後、
その業界に首を突っ込もうとして居場所を見つけられなかったり、
少し仕事をして「生き残れない」と感じたりして、
一般人相手の美容師になったり、
ショップの店員になったり、
高卒扱いで全く違う仕事に就く人って、
多いんじゃないでしょうか。

「表に立つ人を支える裏方」の仕事って、
芸能界以外にもたくさんあります。
例えば、花屋って、
お客の晴れの日をお花で演出する仕事です。
例えば、街のレストランって、
お客の晴れの日を食で演出する仕事です。
あなたには、身近なところで、
もっと視野を広げてほしいなと思います。