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どうして日本の会社は高齢者を頼り続けて、高齢者を無理して働かせ続ける会社が多いんでしょう? 高齢者が仕事を辞めたい…

どうして日本の会社は高齢者を頼り続けて、高齢者を無理して働かせ続ける会社が多いんでしょう? 高齢者が仕事を辞めたいと申し入れても、なかなか退職を認めないことについてどう思いますか?1つ具体例を挙げます。 ドラえもん役で有名な大山のぶ代さんです。 ドラえもん役で有名な大山のぶ代さんが以前、「ドラえもん役の降板を最初に2001年に申し入れていたけど、実際にドラえもんを降板できたのはそれから4年後の2005年までかかってしまった。」という趣旨の発言をしていました。 以下、文藝春秋の5月号「ドラ1組の26年」より引用です。 今回、揃って卒業することになったが、私自身は、二〇〇一年の夏に直腸がんの手術を受けた頃からなんとなく卒業を意識してきた。(中略) このときから、誰かに何かあってから辞めるのはいやだと思ってきた。実際に「若い人に後を託したい」といった相談もしたが、テレビ局や製薬会社の方に相手にされず、簡単には辞められないんだと思っていた。それから四年近くが経ち、仲間全員で話し合い、スタッフも声優も一緒に交代することになりました。 (引用ここまで) 大山さんがドラえもん役を降りたいと意思表示をされてから4年間もドラえもん役の降板が実現しなかったのはあまりにもおかしいと思います。 最初に大山のぶ代さん(当時68歳)が2001年に直腸がんになり、手術のため長期入院となったそうです。しかし、大山さんはドラえもん役に代役を立てるという選択は取らず病院にアフレコ機材を持ち込み、大山さんが自ら病院からドラえもんの声の吹き込みを収録していたそうです。 がんは完治したものの、退院後に「自分が元気なうちに、ドラえもんをしっかりと演じてくれる役者さんに託したいから自分はドラえもんから降ろしてください。」と申し出たそうですが却下されたそうです。その後も大山さんは降板を繰り返し申し入れをされていましたが、棚上げ扱いされてなかなか大山さんの降板の申し入れは受理されなかったと言われています。 実際に大山さんはドラえもん役を降板する直前のインタビュー(2005年3月11日・東京新聞より)で、以下のような趣旨の発言をされています。 ・ドラえもんの放送が始まって25年が経ち、気付いた時は自分たち(レギュラー声優陣)の年齢が70歳前後になっていた。昨年(放送25周年)、声優の間で話し合いをした時に、結婚生活なら銀婚式にもなる25年も続けることができたから25年の節目に降板しようという話になった。でも、ドラえもんの番組には5社以上の多くの会社が関わっていた。だから簡単に降板することができなかった。でも、今年(2004年)の5月に声優とスタッフを全員交代してリニューアルをしたいという打診を製作会社から声優サイドに相談の話がきた。 ・リニューアルの話を提案されたので、この提案を受け入れて交代することになった。これから役を引き継いでくれる新しい声優の方々にはドラえもんたちのキャラクターの心を伝えてほしい。私はドラえもんが言いたいことを一生懸命伝えてきた。心を伝えてほしい。それだけです。 インタビューで大山さんが語られていたように、2003年にドラえもんは放送25年目を迎え、その際は大山のぶ代さんだけではなく、他の声優陣(のび太、しずか、スネ夫、ジャイアン)も「25周年という節目で自分達は区切りをつけさせてもらって、全員で綺麗に若手に譲りたい。」と大山さんも含めてメインの声優さん全員から申し入れがあった時点でも、まだ製作会社サイドは降板を受け入れずに棚上げをしていたことが分かります。 そして、2004年にようやく製作会社サイドが大山さんを始めとする声優陣が降板の申し入れをしたことに意を汲む形で「声優とスタッフを全員交代してリニューアルをしたい」という打診が声優陣やスタッフ陣に行われたことが読み取れます。 大山さんの最初の降板の申し入れからドラえもん役の降板まで4年もかかったのはかなりブラックだと思います。 高齢者が仕事を辞めたいと申し入れても、なかなか退職を認めないことについてどう思いますか? 辞めたくてもなかなか辞められない環境で、本人の意思をなかなか尊重してもらえないみたいというのは、好ましくないと思います。

補足

大山さんが最初に降板を申し入れた2001年の時点で大山さんの意思を尊重する形で製作会社やテレビ朝日は、大山氏の降板を受け入れるべきだったと思います。 少なくとも、ドラえもんが放送25年目を迎えた2003年に声優側から降板の申し入れをしてきた時に、この時に降板を認めてるべきだったと思います。 なぜ2年も引き伸ばしたのか理解できません。 2001年時点で大山さんは68歳と高齢でした。 それから72歳になるまで4年間もドラえもん役を続投したことはプロだからできたとことだと思いますが、大山さんは無理をしておられた気がします。 日本企業は定年を延長する企業が増えています。 高齢者を頼り、働かせ続けることについてどう思いますか? 交代時(2005年)のドラえもんの声優の年齢 ドラえもん:大山のぶ代(72歳) のび太:小原乃梨子(70歳) しずか:野村道子(67歳) ジャイアン:たてかべ和也(71歳) スネ夫:肝付兼太(70歳) 大山のぶ代「ドラえもん」降板 世代交代へ https://www.nikkansports.com/entertainment/news/1734950.html

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回答(4件)

  • ベストアンサー

    高齢者でも、ただの人間はそれなりの退職を促す傾向にあると思います。事務であれは、総合的に知識が吐出して何事も完璧に処理できる人であれば、又現場作業に於いてもAIなどで出来ない技術を習得していれば、重宝して安心して頼りますが、一定の退職年令がありますので、その後嘱託等で雇用します。

  • 高齢化で働き手が少ないからではないですか?

  • 大山のぶ代さんと定年の延長はまったく別の話です。 大山のぶ代さんは辞めたくても辞められなかった話です。 定年の延長は働きたいならもうちょっと働いてもいいよ、です。 もう1つ、大山のぶ代さんは事務所の嘱託契約です。ですので辞めたい=退職ではなく、嘱託契約の解除です。 いろいろ混同されているように見えます。

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