回答終了
ダンプの仕事について教えてください。 車の運転が好きで現在してるアルバイトが 土木なんですが土木繋がりで ダンプかミキサー車の運転手をしたいと 思って現在大型1種免許取得のため教習所に通っております。 土木のアルバイトとはいえ バイトなので難しい仕事は任せて貰えず 誰にでもできるような雑用ばかりです。 一応ウチの会社にもダンプがありますが 免許をとっても乗せてもらえる気がしません。 土木を完全に覚えて現場のことを理解してから じゃないと乗せないという会社ルールが あるそうで、免許をとったらダンプの会社に 転職しようと思ってます。 未経験でほとんど土木のことも わかりませんが採用される可能性ありますか? 一応無線4級、ユンボ、移動式クレーン 玉掛け、フォークリフト、溶接各種は 持っていてこれから大型1種、大型特殊の 免許をとる予定です。 よろしくお願い致します。
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ダンプ運転手は4通りですかね。 ①ダンプを所有して個人事業主。もしくはダンプ未所持でもどこかの建設会社と契約(下請けになる格好)を交わしてお抱え状態になり、その会社の持ってるダンプを借りる形でダンプオペを引き受ける。 ②もっぱらダンプ運転手として建設会社に入社する。ダンプがよく動く会社なら良いが、そうでなければ重機オペやクレーン付トラックで揚重作業・資材運搬、大型車(セルフ等、もしかしたらトレーラー)で重機回送等ぐらいは業務内容としてやることになるかもしれない。さらには建設作業員の仕事も頼まれるかもしれない。 入社時に希望があれば要相談だが会社次第である。 ③産業廃棄物の処理、収集運搬業の会社に入る。コンクリート・アスファルト舗装版系の廃材なら通常のダンプ、木材系やその他廃棄物なら箱ダンプやコンテナ車が多い。 ④砕石・砂利等建設資材の製造会社に入る。製品の配達は当然ダンプ。また、材料になる石の調達でもダンプ。ただ、この仕事では積み込みのために最低限バックホウ、できればホイールローダーも運転できるように会社で練習すると思う。操作を覚えればすればあとは慣れ。 ちなみに建材会社は③のコンクリート系廃材(殻(ガラ)と呼ぶ)の収集運搬、処理業を兼ねていることが多い。 ちょっと長くなりますが現場での動きについて書きます。 ①の場合は99.9%ダンプの運転しかしませんので運転席を降りる必要すらほぼありません。強いて言えば土木の知識も不要です。何かを積んで走り、行き先で降ろすだけです。積む時と降ろすときには所定のポジションにダンプをつける必要があるので、その時に後退する際は慎重さと確実な運転が求められます。駐車場でバックで駐車するようなものです。 そして大事なのは、誘導員がついてたらそれに従うことです。安全に関わるし責任の所在にも関わります。 ②の場合、建設現場の仕事のことも覚えることが求められます。建設会社に入ったら最初はオペ以外の作業もやることになると思います。仕事や流れを覚えさせる目的と、危険を伴う作業で安全確保の方法を身に覚えさせることでオペも任せられるようになる、というものかと。 ③は処理場での重機操縦さえ無ければほぼ運転手しかやらないかと思います。コンテナだったら排出事業者が自分たちで廃棄物を詰めますから。 ただし木材系は、伐採業を同時に営んでいるところだと伐採作業もするし運転手もする、というところはあります。大きな所なら運搬班と伐採班で明確に分かれてるかもしれません。 ④ですが、これは会社規模によりますが事業内容として基本的には 1.河川や山で材料の石の採取、運搬(工場かストック場へ) 2.1.で運んできた石の置き場の整備、整理 3.工場で加工された製品の配達 こんなところです。ダンプは1,3、そして全てに重機が関わります。おそらくバックホウやホイールローダーの運転も覚えることになると思います。大きな会社なら、運転手は運転手のみ、というのもあるかもしれませんが要確認です。 そしてバックホウは石を割るのにブレーカーを使用します。またはコンクリート系廃材の処理もやってればコンクリート圧砕機(油圧ハサミ)を使用することもあります。これらは「車両系建設機械(解体用)」という別途資格が必要です。もちろん、必要なら会社が取りに行かせるでしょうし、この技能講習は1日で済みますので大したことではありません。 製品の配達については①と同様です。 あとはダンプ全般の話ですが、まず石や殻の運搬時は、フリーゲートやダンプの後方アオリの高さより十分小さいサイズの石の運搬なら特に問題ないのですが、ある程度大きな石だと複数の石がうまく噛み合って引っ掛かることがあります。ある程度以上ダンプアップしてる状態でそうなると引っかかった衝撃と石の重みで車体の角度次第では後ろにひっくり返ることがあるので注意です。ゆっくりダンプアップすれば大概大丈夫です。ダメなら荷台を下ろしてバックホウで石をほぐします。 また、車体横断方向に傾斜のあるところでのダンプアップ(坂で横向きになってダンプアップ)は非常に横転の危険性が高まります。基本的に坂では坂の傾斜方向に車体をまっすぐにしてダンプアップ、やむを得ずやるときは角度を見ながら超慎重にやりましょう。 あとは現場での砕石等製品の荷下ろしの際、「チェーン引き」を頼まれることがあります。路盤の施工なんかで多いです。 通常のL型ゲートのダンプでアオリの下角にチェーンを付けてアオリが少ししか開かないようにし、そのままダンプアップしつつ前進することで薄く長い距離に製品をおろせます。こうすると定間隔で小山に下ろしたのを敷均すより施工の手間が減ります。これが求められることもあるかもしれません。 そしてアスファルト舗装の合材を運んだときはアスファルトフィニッシャーの投入口にダンプを後進でピタッと付けます。そこからはフィニッシャーの動きに合わせて自分も付かず離れずに動きます。平地なら比較的楽ですが坂道の時は気を遣いますね。 ちなみに、ダンプじゃないですけどミキサー車は生コン工場ですね。生コン工場はおそらくプラントと配達が分業化されてると思います。ミキサー操作は上手くやらないと坂道で上手く出てこなかったり、あるいは材料分離してしまったりすることもあるそうです。現場知識は不要でも操作一つで現場に影響は出ますから要練習です。 安全運転第一、後進運転の技術は特に大事です。 こんなところです。長文失礼しました。
なるほど:1
ダンプトラックの運転手さんか、ミキサー車の運転手さんを募集している企業に、応募してください。質問者様ほどの資格と現場経験者なら、直ぐに採用されると思います。
なるほど:1
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