研究職では結構採用していますよ。現場で働くのなら博士コースを出たのをわざわざ採用する必要はない。高専卒や大卒で十分間に合います。 博士卒とありますが、博士課程を卒業(終了)しても博士ではありません。博士論文の審査に通って初めて博士になれるわけです。 それと、案外専門バカというのがいまして、ある部分に特化した才能は優秀でも、オールラウンドに優秀とも限りません。企業としてはどちらかと言えばその分野のオールラウンダー。 博士を終了したら研究職しかないですね。 昔、ある県の教員採用試験に、一流大学の理系大学院を卒業した受験生が何人か受けに来ていました。院は卒業したが就職先がなかったんでしょう。採用試験に受かったかどうかは結果までは知りませんが。
なるほど:1
企業が,どういう人材を求人しようとしているかに依る だけのことではないですか。例えばメーカーや建設業が 4月入社として求めている人材は,総合職技術者として 現場で5年10年修行をして立派になる人です。大学の 修士までの知識は基礎の基礎ですから,直接業務には 役には立ちませんが,現場の業務を理解するためには 必須の情報です。ですから,5年間くらいは22歳・24歳 の若者を現場で教育しないといけない。給料を払いながら 教育しないといけない。だったらできるだけ若い人を 低い給料で,同じ内容を教育した方が,企業側の利潤と いう観点からはいいに決まっています。24歳の修士修了 者を5年育てて,やった使える技術者として,新しい 現場に行ってもらって指導的な仕事についても先輩から 習ってもらおうという年齢に達するわけだ。 さて博士修了の27・28歳は,その企業の基礎をどれだけ 身に付けているでしょう。修士とあまり違いは無いです。 だって博士課程では,修士よりもさらに狭い専門分野だ けを,より深く勉強して研究して論文を3~5編出して いるだけです。さぁ,そうなると,高い初任給を払って 5年教育をしようとしても・・・と考えるのは,企業側 にとっては,ごく素直なことです。だから,人事の人が 大学の就職担当教員のところに求人票を持参して,採用 状況を説明してくださるとき,「今年も博士は採用する 予定はありません。」とおっしゃるわけです。 もちろん,博士研究と密接に関係がある実務で課題を かかえている企業なら博士新卒を採用するかもしれま せん。例えば情報とか創薬とか・・・でも,工学系の その他の分野では,あまりそういうマッチングは発生 しにくい。例えば博士課程の研究室の教授が密接に 関係している企業なら,その博士修了者を受け入れる 可能性は高いかもしれません。でも,そのプロジェクトが 完成したらどうなるでしょう。その博士修了者は,全く 異なる分野の現場で活躍できるでしょうか・・・と, 企業側がリスクと考えないとは限りません。
なるほど:1
東大の場合思います 京大の場合思いません
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