行政書士の仕事内容について分かりやすく教えてください。 まだ法律の勉強等が必要なのは何故ですか？

Question

行政書士の仕事内容について分かりやすく教えてください。

まだ法律の勉強等が必要なのは何故ですか？

Answer 1

大きく分ければ
官公署、事実証明、権利義務に関する書類を
業として報酬を得て作成する仕事です。

代表的なものとしていえば
建設業許可や風俗営業許可、ビザ関係でしょう
これらについては、あくまで主体となる
行政法を基準にして学んでいく事になります
（行政法には各種手続法や不服審査法などがあります）
ただ、これらについて直接使う訳ではなくて
建設業許可であれば建設業法がありこれらを
知らずに建設業許可申請はできないですし
会計知識も必要となります。
風俗営業許可も風営法知らずにはできません。
それらは合格後、実務セミナーなどで学んで行く他ないです。

Answer 2

我々が生活していく上で、役所等へ書類を提出しなければならないような場面は多く存在します。身近なところで言えば、車を買ったときの車庫証明であり、税金の確定申告であり、住宅を購入したときの所有権移転や抵当権の登記などです。これらは当然その者自身が行うことができるのですが、当人に代わって行うことを公に認められた職業があります。これがいわゆる士業であり、代理出来る範囲が士業によって違います。

裁判所・法務局であれば司法書士、税務署なら税理士、労働基準監督署・ハローワーク・年金事務所なら社労士、特許庁なら弁理士などなど。

これら独占的に認められた業務「以外」の代理や書類作成を行えるのが行政書士です。具体的には、飲食店営業や建設業許可等の申請、契約書、遺言書、帰化申請書の作成など、扱う書類は1万点と言われています。

これが行政書士を「代書屋」と揶揄される所以ですが、それから言えば、弁護士以外の7士業は全部代書屋ですけどね。

これらは法律という社会ルールに基づいて行われます。よって、士業になるには関連する法令の勉強が必須なのです。