薬剤師になるための薬学部は6年制ですが、通常4年間の大学在学期間が、6年間になれば、それに伴う費用も1.5倍。働き始めるのも2年遅れるから、その分見込めた収入もなくなり、実際はもっと経済的に大変。 ただし、薬学部が6年制になったのは2006年度からです。つまり、現在30代後半以上の年齢の薬剤師は、従来の4年制時代の薬学部出身だから、今ほどの学費はかからず進学できていたのです。世の中の現役薬剤師の多くは、まだまだその時代の薬学教育を受けた人たちだから、正直そこまでの富裕層じゃなくても行けました。そこそこ勉強さえできれば。 私なんて、富裕層どころか、親がビンボーで当時の日本育英会の奨学金を満額もらって、日々塾の講師のバイトやって稼いだお金も学費に充てて、どうにか卒業しましたよ。ちゃんと卒業してちゃんと薬剤師になれれば、元は取れるし、奨学金返済はそれほど大変なことではなかったですけどね。 地元に薬学部があるかどうかも重要です。親としては、下宿代6年間分は、相当な負担です。実家から通える範囲であれば、富裕層まで行かなくても、何とかなる家庭は少なくないと思う。 ということで、20代~30代前半の若い薬剤師は、地元薬学部に通えれば、普通~ちょいお金にゆとりがある程度でまぁ行けなくはない。遠方の私立大学に下宿付きで通学だと、それなりの経済力がある家庭育ちかもしれません。もしくは、学費が安い国公立薬学部出身のかなりの優秀者。 それ以上の年齢の薬剤師は、もっと色々。私のようにビンボーからのし上がってきた人もそれなりにいるはず。
なるほど:4
>薬剤師さんって、富裕層ですか? →一部は富裕層です、薬局オーナーとか。薬剤師の大部分は平民です。 >実家が大金持ちじゃないと、薬剤師になれませんか? →一部は実家が平民でも薬剤師になれます、国公立とか。大部分は実家が大金持ちでないと薬剤師になれません。 >近所の調剤薬局で働いている人は、実家が大金持ちだったってことですか? →その可能性は高いです。
なるほど:2
大金持ちじゃないとなれないということはないです。 国公立だと授業料が安いです。私立だと1000万はかかるのでそこそこ経済的に余裕があるおうちの人は多いです。でも奨学金や授業料免除を使っている人もいるので余裕がある人だけしか無理ってこともないです。
なるほど:1
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