土光敏夫という人がいます。経団連会長や東芝の社長などやっていた経営者です。その人の食卓は基本メザシで、結構質素なものだったそうです。 庶民感情的には、一見すると立派そうに見えます。 でも経団連会長を務めるくらいだから、経営者同士の懇談会とか会合なんかあって、いわゆる「豪華なご馳走」なんかいくらでも食べられるんです。 実際に食べたかどうかは分からないけど。 質問の稲盛和夫だって、豪華な懇談会とかやることもあったでしょうね。 懇談会の中には、たまたま吉野家もあったかもしれない。そういうことです。
まぁ接待と言っても、吉野家のあのようなオープンな場では仕事の話はできませんし、吉野家以外で、接待に向いている個室ありの伝統的なところとかにも当然行っていたんじゃないですかね。
気持ちは分かりますが、理由を説明したり、態度や同じ時間を共有した人達にしか分からない何かが有るのだと思います。 例えば、牛丼を食べたあと、超高級腕時計をプレゼントされたりすれば、大切にされていると悟り、気持ちは変わるのでは有りませんかね。
接待のやり方にもよりますが、牛丼など庶民派の食べ物を一緒に食べる事でお互いに近い存在に感じさせたのではないでしょうか。 もちろんTPOを考えた上での話でしょうし。 誰でも吉牛や松屋や居酒屋で接待とかしたら、人によっては稲盛氏を信用しない事にもなりますから。 重要な接待で、カウンターやテーブルの距離感で安価な庶民派の物でもてなすのを喜ぶ相手のみに行った行動だと思います。 例えば外国の要人や成り上がりの商売相手には同じ事はしなかったはず。 それこそ馬鹿にするなと怒り出したり、警備に不安があるからとその場でサヨナラともなりかねませんから。 記事などを読む限りですから違うかもしれませんが、吉牛接待はラモス氏、他にもカレー昼食などを日航社員などと共にしたとありますから、ある意味、その意がわかる人しかやってないように感じました。
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