現役日本語教師です。 まず、その海外の大学が学士として認められるところなのかどうかというのは重要です。ヨーロッパなどの15年(大学3年)で学士が得られるところで大丈夫なのかどうかというのは、国によります。 次に「日本語教育能力試験に合格」というのは重要な資格ですが、それだけで教えられるかどうかはわかりません。実際に国内の日本語学校等で日本語教師として教えた経験があるかどうかを問われることも多いと思われます。 さらに、「海外で日本語教師として働く」というとき、学士では民間の日本語学校でしか働けません。もし、海外の大学等で教えたいのであれば、修士以上の学位が必要です。 また、「海外」での日本語教育熱には国によって温度差があります。もし中国やベトナムで働きたいというのであればニーズは高いですが、アイスランドやエジプトなどでは家庭教師しかできないでしょう。 ですから、可能ではあるが、いろいろ条件があるということになります。
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