薬剤師国家試験の受験資格が、大学の薬学部を卒業した時に与えられるので、それ以外に手段で薬剤師になることはできません。 「薬学」の範疇には、実習で習得する技術もあり、そうなるともう、自分で本を読んでどうにかなる問題でもないので、難しいというより、「不可能」でしょうね。 ちなみに、薬剤師になるための6年制薬学部の卒業にはざっと190単位ほど必要で、一般的に1単位あたり45時間の学修が必要とされていますので、単純計算で8550時間の学習時間となります。当然、大学の講義や実習で学ぶ時間が、ということですが。 上に書いた通り、大学で使うテキストを全部揃えて、そこに書かれていることを自宅学習のみで覚えても、薬学を修めたことにはならないので、独学の勉強時間というものは測定不能ですが、強いて言うならば、上記の時間が1つの目安じゃないですかね。 大学教授や現場の薬剤師に直接教わって8550時間かかる学問を、自力で学ぼうと思ったら、どれだけかかるかな?
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