解決済み
大学進学について。理学療法士と作業療法士のどちらの学部に入るか迷っています。どちらもとても魅力的な仕事で、決めきれません。それぞれの良さがあれば教えてください!
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PT、OTは似てる部分はありますね。実際に施設ではPT・OT区別なく、同じ業務をしている所もあります。また、PTは体幹と下肢、OTは上肢と分けているところもあります。私が学生の頃実習先で、PT・OTの区別つかない事がありました。 PTは、歩く、立つ、座る、走る、寝返る、起き上がり、階段昇降などの基本的動作のリハビリを行います。 PTにしかないものは、障がいに対して、温熱療法、電気療法などの物理療法を行います。OTでも勉強はしますが、座学だけの所がありPTの専門分野です。 OTは、食べる、着替える、お風呂、歯磨き、トイレ動作などの日常生活動作のリハビリを行います。また、買い物、洗濯、服薬管理、料理、金銭管理などの手段的日常生活動作にも関わります。 OTにしかないものは、精神領域です。心に病気を持った方たちに、塗り絵や折り紙、陶芸、絵画、貼り絵、編み物、ゲームなどの作業を通して介入します。また、障がい者の就労支援にも関わります。 先程も言いましたが、区別が無く、PT・OT関係なく、基本的動作、日常生活動作、手段的日常生活動作に対してリハビリを行うこともあります。PT・OTそれぞれカバーできる所はありますが、スペシャルリストとして、それぞれ得意不得意あります。 質問者さんのおっしゃる通り、PT・OTは魅力ある職業です。職業体験やオープンキャンパスなど参加して、より魅力的な仕事を選び、素敵な療法士になれることを祈ってます。
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将来性や給料は大差ありませんが、 求人数についてみると、例えば、八千代リハビリテーション学園の公式HPに掲載している、2022年度の求人数では、 理学療法学科(PT);求人総数 4,797人(917施設)、学生1人当たりの求人数は、42.8倍 作業療法学科(OT);求人総数 4,400人(907施設)、学生1人当たりの求人数は、110倍 以上のように、求人総数で見ればPTが僅かに多いですが、1人当たりの求人数ではOT(PTの2倍以上)が多くなります。地域差にもよりますが、全国的にこの傾向はあまり変わりません。まあ、学生数がPTのほうが遥かに多いですから当然ですね。 作業療法士は日常生活動作などの応用動作や巧緻性運動のリハビリを行っているが、理学療法士の主な仕事である基本動作(関節運動、筋力運動、立位歩行訓練、物理療法など)も作業療法士が普通に行なっている。応用動作を行うには、当然ながら基本動作もできないといけませんからね。作業療法士は理学療法士が行う業務以外にも、日常生活訓練(入浴、排泄、更衣、食事や調理など)、認知訓練や手指のリハビリで趣味的活動(手工芸など)、自助具作成等を幅広く行っている。しかし理学療法士の多くは、作業療法士や看護師が行う入浴動作訓練、食事訓練、排泄行為などのリハビリはロクに行っていない例がほとんど。食事介助も言語聴覚士、作業療法士や看護師に任せて理学療法士はほとんどやらない。逆に循環器や呼吸器リハも作業療法士や一部の看護師が普通に行っている。補装具作成も評価、測定、作成まで技師装具士が行うから、装具の良し悪しは理学療法士というよりは技師装具士の功績が大きい。しかも精神科病棟のある病院では、精神科リハビリは報酬算定上、精神科作業療法になっており、実状では理学療法士は精神科リハビリにほとんど参加することはできない。日本は先進国でも精神科病床数がトップクラスで多く、精神科のクリニック、デイケア、訪問、作業所など精神科作業療法士の求人数も含めると、一人あたりの求人数は理学療法士よりも多い。精神科では認知症の患者も多く、うつ病患者や精神患者だけでなく認知高齢者も対象なので高齢者施設でもニーズが高い。作業療法士は理学療法士の職域は全てカバーできるが、理学療法士は作業療法士の職域(精神科など)全てには関われない。 また、以前は介護現場でも理学療法士が多かったが、最近では大手企業ソニー系列の介護付き有料老人ホームなどを筆頭に、ADL訓練の重要性や認知症/精神面での対応・生き甲斐や趣味・QOL向上が、身体機能訓練以上に重要であるとの認識の変化から、身体機能訓練ばかりを重視する理学療法士よりも、レクリエーション活動や介護リハビリを行う機能訓練指導員には作業療法士しか採用しない企業も増えている。
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これから将来のことを考えると作業療法士ですかね。 今後の社会では精神疾患の患者が増えると予想されてます。 まあストレス社会ですし、精神疾患が社会的に認知されてきてるので当然ですが。 となると普通の脳外科とか整形外科とかでも精神疾患をもつ人が増えてきます。 しかし、精神疾患は対応一つ言葉一つで悪化したりしますので、理学療法士では対応できません。 作業療法士の需要は今後高くなりますね。
2人が参考になると回答しました
現職理学療法士です。 まず求人数についてみると、例えば、八千代リハビリテーション学園の公式HPに掲載している、2022年度の求人数では、 理学療法学科(PT);求人総数 4,797人(917施設)、学生1人当たりの求人数は、42.8倍 作業療法学科(OT);求人総数 4,400人(907施設)、学生1人当たりの求人数は、110倍 以上のように、求人総数で見ればPTが僅かに多いですが、1人当たりの求人数ではOT(PTの2倍以上)が多くなります。地域差にもよりますが、全国的にこの傾向はあまり変わりません。まあ、学生数がPTのほうが遥かに多いですから当然ですね。 また他回答者から、「OT分野なんてPTでほぼカバーできるけど逆は無理だから。」とありますが逆です。 OTは日常生活動作などの応用動作や巧緻性運動のリハビリを行っているが、PTの主な仕事である基本動作(関節運動、筋力運動、立位歩行訓練、物理療法など)もOTが普通に行なっている。OTはPTが行う業務以外にも、日常生活訓練(入浴、排泄、更衣、食事や調理など)、認知訓練や手指のリハビリで趣味的活動(手工芸など)、自助具作成等を幅広く行っている。応用動作を行うためには、基本動作もできないといけませんからね。しかしPTは、OTや看護師が行う入浴動作訓練、食事訓練、排泄行為などのリハビリはロクに行っていない。というよりはできない人が多い。食事介助も言語聴覚士、OTや看護師に任せてPTはほとんどやらない。循環器や呼吸器リハもOTや一部の看護師が普通に行っている。補装具作成も評価、測定、作成まで技師装具士が行うから、装具の良し悪しはPTというよりは技師装具士の功績が大きい。しかも精神科病棟のある病院では、精神科リハビリは法律上OTしか認められておらず、PTは精神科リハビリに参加することもできない。OTはPTの職域は全てカバーできるが、PTはOTの職域(精神科など)全てには関われない。 つまり、「PT分野なんてOTでほぼカバーできるけど逆は無理だから。」となります。 また、「OTのメリットとしては座らせて何かやらせときゃ仕事してる風に見えるから楽」とありますが、いかにもPTらしい他職種のことをまるで理解していない発言ですね。あなたは病院で何を学んできたのですか?それを言うなら、他職種から「PTは患者に、適当なマッサージと平行棒で勝手に歩かせれば仕事してる風に見えるから楽」と言われますよ。既に病院内ではPTの仕事なんて、昔は看護師や介護士が片手間に行っていた業務を、看護師が忙しくなったから名称独占で誰でもできるリハビリを下請けするためにPTの資格ができたとも言われている。 いずれにしろ、多くのPTは他の医療職などを見下していますが、他職種のこともよく知らないクセに、ただの嫉妬や根拠のない虚栄心からの虚偽な意見が多くあります。OTもPTと同じ立派な国家資格で、どっちが上とか下とかはありません。自分たちが医師の次に偉いみたいな言動は、病院内での多職種からも反感を買っており同じPTとしても恥ずかしいので控えてください。
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