https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_2/pdf/202201/2022-1-1ji-2kyu.pdf たとえば2022-1の英検2級長文では初っ端からいきなり parrot が出てきていますが、別にparrotなんて知らなくてもいいじゃないですか。 なぜかというと、英検長文ってどの級でもときどき知らない単語が出てきますが、その後ろにはかならずその単語の説明が書かれてあるんですよ。 2022-1のparrotの場合、 Parrots are smart and sometimes very colorful birds. と書いてあるので、とりあえずparrotとやらは鳥なんだな、とわかればもうそれで十分です。 さらに賢くてなんかよくわかんないけどカラフルなんだ、というのは押さえられていれば、別にparrotをクジャクと勘違いしていたとしても、英文を読み進める上では特に影響はないです。 第一段落はずっとparrotの話をしているのだから、3行目後半に出てきているhyacinth macaws と Lear's macaws もたぶんparrotの仲間なんだろうなあ、というくらいの認識で十分です。もっと言えば、この2つが「鳥」という認識だけあれば問題ないんですよ。 日本語の本をよむときに固有名詞がわからなくて詰まることはありますか?例えば、「モモチョッキリという虫が悪さをしたせいで、今年はびわの実が熟すまえにことごとく落ちてしまった」という文章があったとして、その「モモチョッキリ」が想像できない、という問題で日本語の本が読めなくなることはありますか? 「モモチョッキリ」=「虫」ということさえわかれば、「ふーん、そんな名前の虫がいるんだ」と理解して、そのまま読み進めることができるのではないですか? もし日本語でさえも、知らない動物名に出くわすたびにその先の文章が読めなくなってしまうのであれば、もうどうしようもないので全部覚えるつもりで辞書引くなり画像検索するなりするしかないでしょう。もちろん試験本番ではそんなことはできないので、その長文は丸々落としてもほかでカバーする、などの作戦も必要となるかもしれません。 でも、「日本語では起こらないのに英語では起こる」というのは、あなたの言語に対する取り組み方や考え方が、日本語と英語で異なっているからだと思うんですよね。その場合は、できるだけ日本語で読むのと同じ感覚に近づける何らかの工夫が必要かと、その工夫のひとつ(というかほとんどの人の読み方)を、最初に示しました。 読んだ上で、やっぱり気になるから脱線して調べる、のは全然アリですよ。私もよくやります。「エメラルドゴキブリバチ」の長文がいつぞやの英検1級で出てきましたが、Youtubeで調べたら動画出てきたので3本くらいは見ましたし。ただ、長文を解くときには「よくわかんない虫(あるいはハチ)」という認識だけできれば十分なんです。
なるほど:1
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