私は将来メイクアップアーティストになりたいと考えており、来年から2年制の専門学校への入学も考えています。

Question

私は将来メイクアップアーティストになりたいと考えており、来年から2年制の専門学校への入学も考えています。オープンキャンパスに行った際に、メイクアップアーティストは美容師免許を持っていなくてもできるけれど、美容師免許必須の所が多いと聞きました。

私の入学を考えていた学校は、美容師免許の取得のための授業はなく、メイクがメインの学校です。
私は、メイクをすることに特に憧れを持っていたので、そのうえでそこの学校で学びながら通信で美容師免許取得のための勉強をするか、学校卒業してから美容師免許取得のための勉強をするかでもいいのではないかと、教えて頂きました。

先日、美容院に行った際に美容師の方に話をすると、美容師免許を学校で取得してからメイクを後で学んだ方がいい気がすると言われました。
その後から、色々と自分でもネットで調べてみたのですが、メイクアップアーティストに美容師免許は必須と書いてあったり、なくてもできると書いてあったりで、どうしたらいいか分からなくなってしまいました（ ; ; ）

私は、雑誌のモデルさんや映画の現場などで働く人に出来ればなりたいです。その場合、美容師免許は必須になるんでしょうか？また、美容師免許免許を取るとして、どういった経路で取得するのが1番いいのでしょうか？？

分かりにくい文章だとは思いますが、詳しい方教えて下さると幸いです。
よろしくお願いします┏〇゛

Answer 1

結論から言うと「法的には美容師免許が必要だが、免許なしでヘアメイクを行っている人も一部いる」という状態です。

なので、一応どちらもある意味正解なのですが、学校など公的立場の人間からすると、美容師免許は必要と説明するのが正しいですね。

■法的根拠
首から上のパーマ・結髪・化粧（つまりヘアメイク）は『美容師法』で制限されており、美容師免許が必須となります。『美容師法』とgoogleなどで検索すればＴＯＰに出てくるのでご自身でも良かったら確認して下さい。

■美容学校について、実際必要かどうかについて
質問から逸脱しますが、学校側が「一部を除きヘアメイクには美容師免許が必要ない」という文脈で話をしているとすれば、その学校は少なくとも誠実な説明ではないので行かない方が良いです。

最初に述べましたが実際には美容師免許をとらずヘアメイクをやっている人が居るのも事実です。しかし、ただたんに摘発や取り締まりが行われておらず、隠れてやっているだけで、やっている事は未成年者がたばこを吸うのと広い意味では同義です。

「実際できるのであれば問題ないか」と思われるかもしれませんが、同じように美容師免許を持たずに運営されている事が多かったアイリスト（まつ毛エクステ）は、少し前に摘発や取り締まりが行われ始め、逮捕者も出ました。今では完全に美容師免許なしではできないため、アイリストとして働いていた人が、通信等で時間とお金をかけて美容師免許をとる人が一時期相次ぎました。

同じように法律で定められている以上、いつヘアメイクという職業が取り締まりが厳しくなるか等だれにもわからないですし、そもそもヘアメイクとしてちゃんと働ける企業はそういったリスクを承知しているため美容師免許取得者しかほぼ募集していません。
小規模や、個人でやっているようなところ、就職でなく業務委託でやっているとこが、あいまいに美容師免許なしも募集しているような状況です。

なので、ただでさえヘアメイクとして働いたり活躍できる場は少ないのに、自分から選択を狭めるようなものなので、なにか特別な事情が無い限り、美容資格は取っておいた方が良いです。

そのような状況なのに、美容学校側がそういったリスクは話さず「美容師資格が必要ない」というのは、完全に質問者さんや学生の事ではなく、とにかく入学させたいという自校の利益の事しか考えていないので、ロクな学校ではないです。進学を避ける事をお勧めします。

■ヘアメイク・メイクアップについて
まず、日本ではメイクのみの仕事を実績のない新卒で行えることはまずありません。（美容部員は例外）

なので、「メイクアップアーティスト」ではなく、必然と「ヘアメイク」として、ヘアもメイクも両方行う事になります。（海外では分業されている）

ヘアメイクと言っても色々な働き方、働く場所があり、業界や企業によって様々なので一概には言えませんが、良く想像されるような、『モデル』『芸能人』に対してのヘアメイクの仕事や、雑誌などでクリエイティブな仕事で満足なお金を得らえるようになるのは、非常に難度が高くほとんどの場合はなれません。100人に1人1000人に1人なれるかどうかです。

当然、人の3倍４倍の努力と、時間、お金、センス、コネクション、運が全てが必要です。

「好き」「努力をできる」ぐらいでは到底このレベルには殆どならないので、なにか突出したスキルや能力が無い限りは『夢中に際限なくで美容を行える』人では無いと厳しいです。

ましてや、「学校で授業を受け、卒業したらなれる」なんてことは一切ありません。

なので「どこの学校出身なのか」等は実際そこまで関係なく、在学中、卒業後に関わらず、そこまで『やれるかやらないか』です。

また、給料ですが、雇用形態次第ですが、少なくとも実績のない新卒を企業が雇ったり、仕事を依頼する事は無いので、まず仕事ができません。

企業や、活躍しているヘアメイクのアシスタントとして働くことになりますあ、良くてバイトレベル、悪ければ交通費のみレベルでほぼ無給です。なので、それ一本で食べていけないので、他に飲食のアルバイトや、美容室で働きながらや、カメラマン等を複数掛け持ちで働くことになります。

技術や実績が付き、スタイリストになったらある程度稼げるようになりますが、それまでが非常に長く、続けるのが厳しいです。また一度売れて稼げるようになっても、常に売れ続けるのが難しく、１・２年ちやほやされたら、その次の年には飽きられて仕事がなくなっているという事もある仕事です。業務委託や良くて契約社員になり、正社員という雇用形態事体珍しい仕事なので、安定する事は更に難しいのを覚悟しましょう。

かなり厳しい事を書きましたが、働く場所や業界次第ではまた違います。たとえばブライダルスタイリストとして花嫁等へのヘアメイクであれば、結婚式場や衣装屋、写真館などで一定のボリュームの需要があります。また、水商売系のスタッフのヘアメイクなども、昼～夕方に毎日仕事があるので、安定します。

そういった場所であれば、どちらも簡単ではないですが、現実的に就職は可能で、ある程度安定して収入を得て働くことは可能です。

■学校選びについて
どの学校が絶対に良いという事はありません。

学校によってはヘアメイクアップアーティストコースなど、上記の様な事を説明せずに、さもヘアメイクになれるように入学生欲しさでわざと勘違いさせるような美容学校もありますが、騙されてはいけません。

質問者さんがどの地域にお住まいで、どこら辺の学校を検討しているのかわからないので、アドバイスはしづらいですが。強いて言うのであれば、どの様な仕事でも、厳しく、技術もセンスも必要な仕事なのでちゃんと、しっかりと学べて、学生切磋琢磨し合える環境ある、学生数が多い学校を選びましょう。

以上です。

厳しい事を書いていますが、美容の仕事は人をキレイにポジティブに出来る仕事なので、目指す場合は頑張ってくださいね！応援してます！！

Answer 2

回答させていただきます。

ヘアを整えるぐらいなら、美容師免許は必要ないでしょうが、カットや染める、パーマなどは美容師の免許がないとそもそもできません。

だからヘアを整えるくらいならメイク主体、それ以上なら美容師ということなんだと思います。需要と供給の関係で、どこまでするのかで仕事が異なるとも言えます。国家資格ですから取得しておいた方がいいとか、箔が就くというのもあるのでしょう。

ただ、プロの美容師でも周りにそんな職業の人見たことないとも言います。

つまり、雑誌のモデルや映画の現場で働ける人は、相当なスキルと知名度がある人で、その人も有名な人に付いて学んだり、紹介があったりとかの世界でしょう。

多くは、美容師かメイクの仕事に就いたり、地味にそれらしき仕事をしているということです。

生計が立つかどうかをしっかり考えて目指すことをお勧めします。

Answer 3

今は必須ではありませんが今後首から上施術する場合に美容師免許が必要になってくる可能性があるというのはよく学生の時から先生に聞いていました。

働きながら美容師免許をとった友達もいましたが、やはり仕事との両立は難しいようです。

学校にもよりますが、通信で美容師免許を取りながらメイクなど通常の授業を2年間学べる所もありました。

美容師免許のために美容科だとほんとンド美容師の内容(カラーやシャンプー)で少しメイクを勉強するくらいなので合う合わないはあると思います。

色々な学校のパンフレットを取り寄せたりしてみるといいかと思います！