国家専門職の中で一番難しいのはどの試験ですか？

Question

国家専門職の中で一番難しいのはどの試験ですか？国税専門官、財務専門官、労働基準監督官、法務省専門職員

Answer 1

個人的な意見になりますが、法務省専門職員＞＞＞労働基準監督官≧財務専門官＞＞＞＞＞＞＞＞国税専門官になりますかね…。

まず法務省専門職員の専門科目は心理学などかなり専門性が高く、他の３つと比較するのも、ちょっと違うかなと思いますが、採用人数の少なさや専門科目のマイナーさ考慮すると、この中では１番難しいかと思います。

労基は専門択一で労働法が必須で、さらに専門論文が労働関係で２つもあります。
ただ専門択一の労働法は地方上級で対策されている方がいますし、その他の専門択一の科目は、他の公務員試験でもメジャーな憲法などが中心となりますので、法務省専門職員よりはかなり併願しやすいかなと思います。
そして採用人数も法務省専門職員より多いです。

財務専門官は本当に国家一般職の対策をしていれば、何の問題もありませんが、専門択一は経済系が必須となりますので、経済系が苦手な人は向かない試験でしょうね…。
実は今年でまだ財務専門官試験が始まって、丁度１０年目とまだ新しい試験で、いわゆる財務省の一般職をさらに別枠で採用する試験です。
そして国家総合職の経済区分を本気で目指している受験生の多くが併願するため、平均点が高くなる傾向が強いです。
また採用人数が労基よりも若干少なく、最終合格しても内定に至らないことも多いと聞きます。

国税専門官はもう言わずも分かるとおり、国家専門職で１番多くの受験生が併願の１つとして受験しています。
専門択一に会計学が必須となりますが、択一試験のボーダーラインは他の公務員試験と比較しても異様に低く、採用人数も多いです。

正直、労基と財務の難易度はどっちが高いか微妙で、財務の方が難しいと言う人も多いかもしれないです。