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福岡市役所と裁判所事務官の筆記試験(一次試験)はどちらが難易度高いと思いますか? 問題自体の難易度や倍率、受験する人のレベルなどを踏まえて教えて頂きたいです。
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まず一次試験の難易度としては、裁判所事務官の方が難しいですね。裁判所の教養択一は3時間あり、数的、判断などは中々すぐに解ける問題が少ないです。 文章理解の英文でも選択肢自体が英文の問題などもあります。 専門択一は憲法、民法、刑法or経済と少ないですが、難易度はそこそこ難しいです。参考書などの基本をしっかり押さえておけば、決して解けない問題ではないのですが、それでも5つの選択肢で、正解の組み合わせ選択肢を選べなど、結局5つの選択肢全ての正誤を判断することを求められます。受験生としては法学部の方が多いですが、近年は法学部以外の受験生も多く、合格しているみたいです。そして受験生としての特徴ではないですが、ロースクール組もいて、彼らは法律科目はほぼ満点近い点数を取ってきます。 しかしロースクール組が必ず合格しているわけではありません。というのも一次試験を合格しても、裁判所事務官の二次試験たる面接は配点が高く、ロースクール組は何で事務官にシフトしたかという志望動機などを作るのに苦しむからです。 なので筆記試験に合格してしまえば、二次試験の面接で簡単に逆転することができます。 福岡市役所はやはり九州で一番人口も多く、栄えている政令指定都市の1つですから、人気の市といえるはずです。 なので筆記試験はそこそこで大丈夫ですが、小論文や面接の配点が、かなり重視されてきます。ちなみに裁判所事務官にも専門論文と普通の小論文があります(※採点は二次試験時だが、実施するのは一次試験の日にまとめて行われる)が、配点は低いため、そこで受験生同士で大きな差というのは生まれないです。 採用人数も裁判所は各高裁管轄ごとで採用があるため、人数も多いですが、市役所はそれほど多くはないですね…。倍率からすると、福岡市役所が難しいです。 何より福岡市役所に採用されれば、基本的に福岡市から出ることはありません。裁判所事務官は一般職なら、全国的に異動することはありませんが、それでも高裁管轄で県を跨いで、異動することは普通にあり得ます。 それに仕事内容も裁判所に勤めるということは、基本的に法律関係の仕事をずっとしていきますが、行政ですと福祉、教育、町作り、観光など分野は幅広いです。ただ必ずしも希望する部署で働けるとは限りませんし、全然希望しない分野の部署に異動することも多いです。
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