23卒で旅行業界を見ていた者です。結果的に別業界に行くことにしましたが、JTBに関してもアドバイス出来るかと思います。 まず、旅行会社への就職に英語が必要か、ということに関してですが、結論としては「必須ではない」です。 というのも、もちろんインバウンドの観光客に向けた添乗や観光PRなども主な仕事としてありますが、それ以外にも国内旅行客向けの仕事が数多くあるからです。 ただ、社内で行える仕事の幅を広げたい、海外勤務がしたい等の思いがあるのであれば、学生の内から英語力を鍛えておくのは有効だと思います。 総括すると、英語力がないことで不利になることはないですが、あるとアピールすることが可能になる、くらいの認識で良いと思います。 次に、こうした英語力を重視する会社がJTBの他にあるか、との質問ですが、結論としてはあります。 調べてもらえると分かると思いますが、「HIS」などは、海外旅行が事業の中心です。ですので、選考においても英語力が評価される場面は多々あります。 ですので、それぞれの旅行会社の事業ドメインを分析し、海外事業の比率などに注目すると分かりやすいと思います。 また、JTBやHISに限らず、旅行会社各社はインターンを行っているところが多いです。なので実際にインターンに参加してみて、仕事内容や会社の雰囲気について理解を深めるのも良いかもしれません。 最後に、お節介かもしれませんが、旅行会社を受ける際のアドバイスとして、「旅行を通じてどんな価値を生み出したいか、与えたいか」を言語化することを大切にして下さい。 小、中学校時代の修学旅行の体験から旅行会社を受ける、という切り口は素晴らしいです。ただそれは、旅行を「受ける側」の視点です。実際に会社に入ると旅行を「与える側」になります。 そのため、自分がお客様のためにどんな旅行を提供したいのか、それによって誰にどんな価値を与えることが出来るか、会社の利益になるのか、といった思考回路が重要です。 ここを、自身の原体験と絡めて話すことが出来れば、熱意と論理の双方を伝えることが出来ると思います。 長々と書いてしまいましたが、就活は長期戦です。後悔のないよう、じっくりと取り組んで下さい。
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