解決済み
美大卒で弁護士になることは可能でしょうか? 私は美大を卒業し、会社員として現在働いていますが、法に興味があり弁護士になれるのであればなりたいなと考えています。調べていると、法学部卒でなくても法科大学院を修了していれば受験資格があると出てきました。 この場合は、大学からスタートではなく、大学院を受験し受かりそこで勉強をし修了すれば、弁護士試験の受験が出来るということでしょうか?
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司法試験の受験資格を得るためには、法科大学院に入学し、修了するか、予備試験という試験を受験し、合格するか、このどちらかのルートを辿らなければなりません。 法科大学院には、既修者コースと未修者コースがあり、法学部出身者は既修者コース、法学部以外の出身者は未修者コースに入学するのが一般的です。 しかし、実際のところは法学部出身者が未修に入学したり、他学部出身者が既修者コースに入学することもあります。 (ただし、割合としてはかなり珍しいです) 美大卒で弁護士を目指す場合、まずは未修ではなく、既修者コースへの入学を検討するのがいいと思います。 予備試験に合格すれば司法試験を受けられるので、仕事を辞めることなく、大学院にも行くことなく受験資格を得ることはできますが、予備試験は合格率4%程度の難関試験であり、司法試験に合格するよりも難しいので、まずは堅実に法科大学院に入学することを検討されるとよいと思います。 しかし、法科大学院は多額の学費を必要とする上、仕事を辞めて入学しなくてはならないため、収入を得ることが出来なくなるので、経済的なダメージがかなり大きくなります。 また、仕事を休んでいる間は単なる学生になるので、職歴がストップしてしまい、その後再び就活をする際に苦労します。 その上で、目指すべき法科大学院は、一橋大学や慶應などの司法試験合格率の高いロースクールです。そして、留年率が低いロースクールを選ぶという点も非常に重要です。 合格率が高く、さらには留年率が低いロースクールのうち、今のご自宅から通えるところは非常に少ないと考えられます。 場合によっては転居もしなくてはならないと思います。 おすすめのロースクールとしては、一橋、慶應、神戸、大阪あたりのロースクールです。 他にもいくつかありますが、定評あるロースクールはそう多くはありません。 これらのロースクールに合格することができれば、司法試験の合格は一気に近づきます。 法科大学院を受けるために、お仕事を辞めるかどうかわかりませんが、できれば仕事をつづけながら合格を目指す方が無難ではあると思います。 ただ、お仕事をしていると1日2、3時間程度の学習時間しかとれないと思いますから、ゼロから法科大学院を目指す場合、それだと入学までに2年以上はかかることになると思います。 法科大学院に入学してからも、司法試験に合格するまで、2年~3年以上はかかると思った方がいいです。 そうなると、合計で最短でも5年近くは司法試験に合格するまでに時間を要すると思います。 司法修習も含めれば、さらにもう1年はかかります。 なんとなく弁護士になりたいとか、憧れ程度の気持ちであれば、むやみに足を踏み込まない方がいいと思います。 どうしても弁護士になりたい、しつこいくらいに、執拗に弁護士にこだわりたいという強い気持ち、情熱があるようであれば、お仕事をやめてチャレンジするのもいいと思います。 しかし、民法にしろ、刑法にしろ、たった1科目でも範囲は膨大で、難しい問題も数多くあるので、途中で断念したいと思うことは何度もあります。 それでもあきらめない強い覚悟が必要です。
1人が参考になると回答しました
昔、15歳で司法試験に合格した子がいましたが… 今は院出てないと試験も受けられないんですか?
知り合いに美大卒業後に弁護士になった人いたので (そこまで親しくないが)まあ可能でしょう 美大出た後に進学や司法試験を考えるぐらいだから 金銭面も心配ない方だと思いますので ご自身の努力と能力次第ではないでしょうか
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