麻酔科医って親が医師のが殆どいませんが、何故ですか？

Question

麻酔科医って親が医師のが殆どいませんが、何故ですか？

Answer 1

単純なお話ですよ。
親は子が可愛いでしょう。屈辱的な実情を知らず、楽だからおかしな方に行こうとすればそりゃあ止めますよ。
匿名では何でも言えますが、麻酔だけは親が医者なら行かせませんね。

よくドラマの影響だとか、あれは嘘だと言いますが、ドラマも一応取材をして現実と全く違う脚色はされてないですよ。

医者の王道は外科です。
病院経営の要は手術の数(金)と質(外科医の技術)です。
数は力です。

その外科医が手術に集中出来るように誕生したのが麻酔ですよ。
麻酔は医師免許を持つ者なら全ての医者が可能です。
先進諸国では看護師にさせています。
それを、さも特別なような脚色をしているのが麻酔科医自身(麻酔科学会)ですから、麻酔だけは医師免許で標榜できないなど、戯言に過ぎません。
医者として屈辱的なものを誰も標榜なんてしたくないからね。

麻酔科医は医者じゃない、という屈辱的な評価をかわすための詭弁に過ぎないわけですよ。

これも匿名でないと、今は即処分されますから言えませんが、医者は皆一律の扱いである現状は、劣った者を守り、劣った者がトクをするシステムなのであり、このままで外科医の不足が解消出来るわけがないですね。

Answer 2

立ち位置が弱いんですよね。
補佐と言われるように、退院時の患者さんも挨拶するのは執刀医です。
誰も「麻酔の先生は？」と聞く患者さんはいらっしゃいませんから。
開業するにも専門性がないから内科がメインですよね。

素人の親御さんは医者は皆同じと思われたり、リスクがなくて良いと思われたりしますが、親が医者であれば、医者になった後の立ち位置まで考えます。

有名な病院で有名な安さ(給料)の所がありますが、設備が最新で環境が素晴らしいんですね、そこは安いのに外科から埋まるんですよ。
外科医ってお金じゃないんだと思いますね。
安くてもココでやりたい、それこそが評価されるべき医者の精神です。
そこに乗じて、麻酔科医と変わらない待遇なんてやりきれないですよ。
設備に莫大な費用を要するので、外科は開業も難しいですしね。

それでも、外科医は数が足りないために、技術的に問題があっても執刀させざるを得ない現状です。

やっぱり外科は違うな…特別待遇で羨ましいな…と皆が感じるような差を付けてこそ、数の不足も解消されるでしょう。

Answer 3

開業医の親父と仲が悪く、親父が「止めとけ」と言うのを聞かずに麻酔に入局した者がいたんですよ。
結婚も同じく、反対を押し切って看護師と結婚したんですよ。

麻酔で約6年、やっと親父の言葉の意味が分かり苦しみながら6年。
7年目に実家に戻るべく外科に入局し直し。
苦しんだ6年の間に離婚でゴタゴタ、トータルで現役に10年遅れ。
実家は立地も良く、立派な病院だったのに、親に従い無駄なく来た弟夫婦に実権を握られていつ会っても暗いですね。外科で10年遅れは致命的です。

親を差別主義者なんて言ってましたが、親は子を思って助言するんですよ。
青い正義感かざした報いですね。

しかし…ココが肝心で、出来もしないクセに外科医でありたい、名刺に外科と入れたいばかりに外科に来る問題児も結構いますから、もう少し増やさないとそういう輩を排除できませんよね。
テレビで売ってるジャガーさんの旦那も「俺は外科だから医者の中でもエラいんだぜ」と言ってるそうですが、全然、、だそうだから（笑）

Answer 4

補佐的な役割だからではないでしょうか。
しかしながら、補佐が有ってメインが立つので麻酔の上手い医師は尊敬しますね。歯科医は外科医体質の方が多い傾向にあるので、歯科医で麻酔が上手であればリピーターがつきそうです。