回答終了
英語教員になる前に留学、ワーホリをするか教員になっちゃうかの質問。私は今年、大学を卒業する予定の22歳です。卒業と同時に中高英語の教員免許も取得予定です。卒業後は、一般企業で2〜3年働いて社会経験とお金を貯めていくということは決めました。その後は海外で留学もしくはワーキングホリデーをやるか、そのまま教員に頑張ってなろうか迷っています。海外に行きたい理由としましては、英語を話すことに自信を持たせたい(発音、文法の向上)のと、海外の文化を自ら体験してそれを授業に活かせるようにするためです。ちなみに私は英検準一級とTOEIC 825点持っています。そんな私にアドバイスがあればください。よろしくお願いします。
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とりあえずですが、教員になるのに海外留学やワーホリなどは、文化の違いを深める為なら意味がありますが、発音などについてはほとんど意味がないので、発音などを考えるのであればお勧めしません。 なのでいきなり教員になった方が良いです。 というのも、海外で話す英語をそのまま指導すると、誤りだからです。 日本でイメージして下さい。 大阪に住んだとして、普段の会話は関西弁になります。 関西版の単語や発音などを覚えたとして、それを東京の子ども達の前で披露したら、単なる訛って居る人です。 大阪だったら関西弁。福岡だったら博多弁。青森だったら津軽弁。高知だったら土佐弁。沖縄だったら琉球弁です。 英語も一緒です。アメリカなら米国英語。イギリスなら英国英語。オーストラリアなら豪州英語。フィリピンなら比国英語。カナダだったら加国英語です。 英語の教科書を思い出して貰うと、自由の女神の話や時計台の話、エアーズロックの話などが出て来ます。 それに登場人物も最初のページに紹介されていますが、イギリス人とかアメリカ人とか色々出て来ていたはずです。 なので、正しい指導法は、地域と人物により、文法や発音は異なるんです。 が・・・ それをやってしまうとどうなるのかというと・・・ 1つの内容を説明するのにも、「米国ならこういう表現でこういう発音になるけど、英国だとこういう表現でこういう発音になって、豪州ならこういう単語でこういう綴りになるけど・・・」という感じで、バリエーション指導が必要になります。 でもこれ、英語が得意な社会人でも、ほぼ理解出来ません。 日本人に、この言葉は大阪だとこうだけど津軽地方だとこうだし沖縄なら・・・とか、日本人が日本語を理解しようとしても無理です。 なので、日本の英語教育では、地域性を無視した英語、通称、日本英語を指導しています。 だから日本人の英語が海外で通じないと言われるんですね。 という訳で、質問者様が留学などで習った英語は、学校の授業では使えませんし、地域性が偏るので使ってはいけません。 また、世界各地に留学出来る訳では無いので、覚えられる発音や文法は、行った地域のみとなります。 むしろ弊害として、日本英語に対して、「教科書はこう書いてあるけど現地ではこう使うよ」と、結果的に誤った知識を指導しかねません。 その辺を理解して、自己満足の世界で教員としての指導に絶対に使わらない。という自信があれば別に良いですが、そのまま教員になっても大差ない状態なので、むしろ早く教員としての指導になれるように、最初から教員を目指した方が良いとは思いますけどね。 長くなりましたがとりあえずはこの辺で。
なるほど:1
ぜひ国語も勉強してください。 教員になる前に一般企業を経験するのは、素晴らしいことだと思います。また、海外で語学学校に行くことは、生徒としてだけでなく、教える側として、先輩の仕事を間近で体験できる、良い経験になると思います。
なるほど:1
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