解決済み
今の時代で,代々医者ではない人が勤務医から独立して開業医になるケースは稀でしょうか?それとも本人が望めば実現できるものなのでしょうか?弁護士,司法書士,不動産鑑定士,会計士,税理士などの士業は,会社勤めもありますが,独立することも可能で独立する人も一定数いると思います。 一方で,医師の場合,開業医になるためにはかなりの初期投資や経営者としての手腕,患者からのクレーム対応能力が必要で,普通の勤務医が経験を積んで開業医になるのはハードルが高そうに思い,開業医になれるのは,親が開業医をやっていたり,資産家だったりする人たちに限られるのでは?と思いました。 極論でいうと,一般的なサラリーマン家庭の子どもが医者になったとしたら,開業医は無理で勤務医しか道がないのかというのを知りたいです。 実際のところを教えていただきたいです。
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>代々医者ではない人が勤務医から独立して開業医になるケース 診療科によるところが多いと思います。 一番多いのがおそらく歯科医 次が 眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科など 内科や心療内科などは病院に勤務する場合と開業する場合は様々だと思います。 少ないのは救急とかでしょうか 本人がやりたい場合は今はだいたいパックになっていて、地盤がなくても割合簡単にできると思います。 昭和のバブル期くらいまでは戸建てやビルの診療所で状況によって病院と大きくしていく経営が主でしたが、今は、自分一人で効率よく回せる、テナント型のクリニックが多いと思います。財を成すというよりは毎月の安定した生活を送るスタイルが多くなっていると思います。 例えば、お子さんが医師になられて、35~45くらいで、新興住宅地の駅前の医療ビルの一室に「開業しました」みたいなことは、ぜんぜん難しくはありません。チーム医療が性に合わない人は一定数いるので珍しいことでもないと思います。
長らく徹底的な開業医叩きが続いており、診療所の診療報酬が異常に抑制され続けていますので、個人が新規で開業して勤務医を続けるよりも高い待遇を得ることは非常に困難な状況になっています。 既に開業して借金を負う事を考えれば、高い給与が貰える勤務先を見つけて勤務医を続けたほうがずっと良いんですよ。 だから、ここ10数年は個人の開業性向は激減し、医師数は年間4%あまりと激増しているにも関わらず、診療所数は横ばいを続けています(特に個人診療所は減少しています) 医者になったはいいが、開業できないので、勤務医を続ける医師が増えているのです。 それでも「開業出来ない」というわけではありません。 開業しようとすれば可能です。 ただし「開業して勤務医を続ける以上の生涯年収を得る」ことは非常に難しいです。 趣味や生きがいでの開業は可能ですが、金銭目的は勝ち目は高くはありません。 開業は継承する医療機関がある人間の選択肢になりつつありますよ。
今までは稀ではなくても、小さなクリニックは飽和状態です。 僻地で開業しても、来年は人口が半減してしまったり、子供の学校の問題で別居生活が殆どですよ。 開業医のお子さんと結婚出来れば世界は広がりますが、男性医師がどんなに優秀でも、娘の夫だからこそ、そこで働くのを許すのであり、無償でもらえるわけではないので、今後はあまり考えないほうが良いと思います。
なるほど:6
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