着物や生地を作る過程で… 図案を作成する職業の名称と、 模様の「色」を決めるお仕事の名称を教えて下さい お願いしま…

Question

着物や生地を作る過程で…
図案を作成する職業の名称と、
模様の「色」を決めるお仕事の名称を教えて下さい
お願いします。

Answer 1

図案を作成する型は「図案家」です。色を決める方は、「色だし」と言う作業になります。こちらは、メーカーの製作部門の社員であったり、友禅の色挿しの職人さんがされます。

Answer 2

京友禅は分業なので、染匠が考案した意匠に沿って作られます。（染匠は総合プロデューサーといった立場です。）
https://www.sensho.or.jp/kimono_encyclo/kimono_work/
加賀友禅は以前は一人で全工程を行っていましたが、今は地染めなどは違いますが、作家さんが決めます。
江戸友禅（東京友禅）は一人の作家が、全ての工程を行いますから同じく、作家さんが決めます。
（最近になって良く聞く十日町友禅は、個人というより工房で製作するものが多いそから、から、個人が決めるのでは無さそうです。）

型友禅はメーカーからの発注で図案家（絵師）、型製作所（彫り師）、染め工場（刷り師）で製作する様ですし、型染小紋も図案師がいますが発注元の意向にそった図案を考えるのかなと思います。

Answer 3

各工程の’職人’の作業に分かれる京友禅でも、意匠考案・下絵・糊置き・引染・挿友禅等総括してもととなる図案を描き色を決めるのは’染匠ｾﾝｼｮｳ’です。