地元公立医科大学地域枠受験について

Question

地元公立医科大学地域枠受験について50歳男性です。
最近、会社での出世や資格取得、研究開発に全く興味がなくなり、大学受験の英語や数学、物理・化学を勉強してみたところ、これが非常に面白くかなりの高得点を叩き出すことが出来、以前から興味のあった精神医学を学ぶため、地元公立医科大学の地域枠を受験することを考えるようになりました。
（私は軽度の自閉症スペクトラムだと思います。私自身の精神面の研究（人生の総括）とともに、私のような人の手助けをしたいです、）
（ちなみに、地元県での9年間の就業を前提に、県から月15万円が支給されます。）

私は、大手工場にて電気主任技術者をしており、電気管理技術者として独立も考えておりました。医大地元枠での15万円と電気管理技術者として月約20万円から25万円と嫁のパート収入10万円で十分生活は出来ると思います。（居住地は東北地方の過疎地です）

学歴は、中堅国立大学工学部卒です。
主な資格は、電験二種、エネルギー管理士、環境計量士、公害防止水質一種、高圧ガス甲種機械、危険物甲種等です。
家族は、嫁と小二男児一人です。

みなさんのご意見をいただきたく、よろしくお願い申し上げます。

Answer 1

開業医はさておき、公的な病院には定年があります。定年前に義務年限の9年を全うできるかどうかわからない人を地域枠で取るはずがありません。地域枠の原資は税金なので、一納税者としてもやめていただきたいです。

それから、医学部では精神科を学ぶ期間は非常に短いです。恐らく講義1ヵ月あるかないか、実習は2週間くらいかもしれません。同様に初期研修2年でも数ヵ月も精神科を回るとは思えません。精神科に腰を据えられるのは、3年目以降ですが、地域枠となるとその後も精神科以外の総合診療的な業務につかなくてはならないかもしれません。

あなたが精神科医としての仕事が可能になるのは、卒後5年目以降です。あなたが人生の総括をしようとする時に、あなたのお子さんは人生を切り拓いていく年代です。親としての役割も考えてください。

あなたが何かをやりたいと考えるのは、あなたの自由であるけれども、社会があなたにその仕事をしてもらいたいと求めているのかという視点は重要です。

50歳ならば、10代20代とは違った目線で、つまり人の金で自分の要求を満たすのではなく、自分のやりたいことには身銭を切るとか、社会の需要に応えるとか、そういった方向で自分の生き方、仕事の仕方を考えていただきたいものです。

Answer 2

まず申し上げておきますが、管理技術者の資格要件を満たさなくなるので無理です。
管理技術者を始めるにあたり、産業保安監督部に電気管理技術者としての承認を得なければなりませんね？
その際に、他に職業を有していないことの確認書を提出しなければなりません。
この確認書の目的は、電気保安に関わる資格者への職務専念義務を確認するためのものです。
あなたも第二種電気主任技術者の資格をお持ちだからわかると思いますが、管理技術者と契約する需要家は一般家庭ではありません。自家用電気工作物という危険な受変電設備の事故を防止するのが電気主任技術者の職務です。その本来選任して常時勤務させるべき主任技術者の代わりをさせるのが、外部委託承認制度によって管理技術者となる人です。

ですから、他の職業を有さない確認書の趣旨は、選任された電気主任技術者と同程度に保安監督できることの確認です。
医学部生をやるような時間的余裕があるはずがありません。

医学部実習など、かなり時間的に忙しい中、顧客の受電設備で地絡が発生したらあなたはどうするのです？
停電したら？
「今日は授業があるから夕方まで待って」って言うんですか？
それで事故が発生したら、あなたは資格停止や管理技術者の承認を取り消されますし、営業再開が遅れたなら、その分の損害を賠償するように請求されますよ。

Answer 3

ちょっと厳しい意見ですが、まず地域枠は、かなり厳しいと思います。奨学金は、将来に渡っての地域貢献への投資であり、医師１人育てるのに一億と言われています。卒後、初期研修で2年、一人前になるのに既に高齢ですので、一般枠が目標かと思います。
それと、医学部は合格がゴールではなく、猛烈な勉強があり 定期試験一つでも落とせば留年します。毎年多くの進級出来ない学生もいます。それも、偏差値70以上の高校から入学した学生たちです。 その中で、仕事しながらは かなり無理と思いますよ。
まずは、模試、マーク、記述を受けてみてはいかがでしょう。
応援してます。

Answer 4

地域枠の奨学金は、役所からでると思いますが、募集条件に合うのでしょうか？
もし、条件的に合っても期待される医師とはちょっと違うように感じます。
一般入試で高齢の方が医学科に合格することはたまにあると思います。
一般入試での受験をお勧めします。