養成校教員をしています。 結論から申し上げると、特にクエスチョンバンクで勉強しなければならない理由はありませんので焦って購入する必要はないでしょう。 クエスチョンバンクは、解説が簡易で理解しやすい代わりに、解説量が不足しています。医学書院は、クエスチョンバンクより解説量が多く丁寧な代わりに、読み込むのに時間が必要です。ただし、クエスチョンバンク・医学書院などの問題集は答えについての解説しかありません。 模擬試験の点数が高い学生に関しては、答え以外の関係するキーワードに関しても自ら調べて勉強していると思います。しかし、点数が低い学生に関しては過去問を勉強する時に、答えしか覚えないため知識が深まりません。 国試の達人に関しては、全てに関する解説が一応は載っていますが、今から購入する物でもないでしょう。 大切なのは、答えが変わった際に対応できるように周辺知識を覚えていくことです。例えば外旋6筋を全て答えよ、などの問題では答えの1つしか言えない学生が多いので、全ての筋の起始停止・支配神経・作用などが言えるか確認していくと良いでしょう。 過去問や業者模試の復習を丁寧にしていくことをお勧めします。
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