第3種冷凍機械責任者について質問です。令和2年度 保安管理の問12 ハの問題

Question

第3種冷凍機械責任者について質問です。令和2年度 保安管理の問12 ハの問題円筒胴圧力容器の胴板内部に発生する応力は、円筒胴の接線方向に作用する応力と長手方向に作用する応力のみを考えればよく、圧力と内径に比例し、板厚に反比例する。

答え○

･･･らしいのですがユーキャンのテキストには「内圧が高いほど、また円筒胴の直径が大きいほど必要な板厚は厚くなる。」と真逆のことが書かれており、混乱してます。一体どちらが正しいのですか？

Answer 1

円筒胴の接線方向に作用する応力σは次のように示されます。
σ=PD/2t （P=内部の圧力、D=胴内径、t=胴の厚さ）
これより、胴内径が大きくなるほど胴板にかかる応力も大きくなります。
そして式から「圧力と内径に比例し、板厚に反比例する」ことが分かるので、
答えは〇です。

式変形するとt=PD/2σとなり、「内圧が高いほど、また円筒胴の直径が大きいほど必要な板厚は厚くなる。」が示されます。