広告デザインの仕事について。 私は今大学で心理学の勉強をしています。その中で産業心理の分野の講義を受けて、広告デザ…

Question

広告デザインの仕事について。

私は今大学で心理学の勉強をしています。その中で産業心理の分野の講義を受けて、広告デザインやパッケージデザインの仕事につきたいなと思いました。絵を描くのはすごく好きで、昔から架空の商品や既存の商品のパッケージや広告を描いています。
しかし、趣味でしか絵はやっておらず、知識などはありません。
今の4年制大学を卒業した後、デザインの専門学校などに通った方がいいですか？何から始めるのがいいですかね。
親はもう一度学校に通うことも許してくれています。
また、広告デザインの仕事についてどう思いますか？実際にやっている人の話なども聞きたいです。

Answer 1

もし経済的に余裕があるならば、もう一人の方がおっしゃるように、名門の美芸大に入りなおすのも良いと思います。
私立となると予備校費と学費だけで1000万くらいになります。公立にも良い美大はあるので（金沢京都愛知くらいしかありませんが）、お住まいの地域に良い公立美大があるなら、そちらを検討するのも良いと思います。

ただ、現在の大学に通いながら、美大用予備校に通い準備をする必要があります。難関美芸大に合格するなら、二年くらいは美大用予備校に通わないといけません。
また、できればですが、大学に行きなおすよりは、二年次編入などの方が良いかもしれません。

というのは、デザイナーなどの採用は若さもそこそこ重視されるため、いくら名門美大を出ていても、二十代後半になると就職は厳しくなってくるからです。

専門学校ですが、美芸大に比べると二年で現場に出られるという利点はあります。
ただレベルが難関美大に比べると段違いに低くなります。
これは入試が簡単な分、基礎力がなくても入学できてしまうため、学生のレベル全般が低いからです。（美芸大も普通の大学と同じで、入試が難しいほどレベルが高い学生が集まり、学校自体のレベルも高くなります）

就職も、当然難関美大に比べると大きく劣る感じにはなります。
質問者様の場合、卒業時の年齢も4年分上がってしまうため、就職では苦労することになるかもしれません。

広告のデザイナーをやっていたことがありますが、いわゆるクリエイティブな面白い仕事ができる職場は多くはありません。
決められたテンプレートにただ商品や情報を詰め込むだけ、みたいな仕事ばかりだったりもします。
やりがいのある仕事に巡り合うまでは、就職活動で相当に頑張ったり、転職を繰り返すようなことになるかもしれません。
また、ブラック率が高いので、長時間労働や薄給はある程度覚悟が必要です。
パッケージデザインについては、そもそも扱ってる事務所や会社が多くないので、採用されるのはかなり大変だとは思います。

そのあたりのリスクをわかったうえで、それでも努力して目指すというなら、それは良いと思います。
難しいというだけで、希望の就職ができる可能性が0というわけではありません。努力次第、また運次第で、好きな仕事をつかみとってゆくことはできると思います。

ただ専門学校に行く場合でも、できれば今の大学に通いながら、美大用予備校に週1とかでもいいので、通ってみてください。
そして、デッサンもですが、できれば色彩構成を重点的に学んでください。
美大用予備校で学ぶのは、受験対策だけではなく、デザインの基礎です。
色彩構成は、直接的に役立つ基礎になりますので、専門に行く前にしっかりやっておくと、専門でより効果的に学んでいくことができるでしょう。

Answer 2

デザインに強いと言うので、多摩美術大学などを目指すと良いでしょう。

デッサンが必須に成るし色彩の知識も必要ですから、まずは、この本をお薦めします。 『 絵を描きたいあなたに 』 永沢 まこと著

『 スケッチは３分 』（ 速ければ速いほど絵はうまく描ける・ちょいスケッチの勧め！）山田雅夫著 光文社新書

・デッサンと普通の絵とは どこが違うかを知る事が上達の１番のポイントで、「お手本のデッサンを模写」してみると違いがハッキリして来ます。

『 どうすれば上達するかがよく分かる！デッサンの基本 』（ 図が大きくて見易い ）国政 一真著 誠文堂新光社 なども。

『 マンガでわかる 色のおもしろ心理学 』 原田 玲仁著 ソフトバンク クリエイション（株）

『 色の見本帳 』（４３色のカードで使いこなし方を学べる！）ムサビの教授 千々岩英彰著 ゴマブックス

『 色の本棚 』 （ イラストも多く、分かり易い基本書 ） 視覚デザイン研究所・編 ３冊シリーズ！

『 かたちの日本美 』（ 日本の伝統美術を デザイン学の視点から分析！） 三井 秀樹著 ＮＨＫブックス

『 絵とは何か 』（Ｐ３８から感覚の育て方が具体的に・・・ ） 坂崎 乙郎著 河出文庫

仕事自体は、結構ハードだと聞きます。

『 ハッピーお仕事ずかん 』（ 女性向けの編集ですが、夢を叶えた先輩のインタビューや、適性・楽しさ辛さの記事まで、２２３種！）西東社

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