教えて!しごとの先生
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当方、高校一年生です。高校を卒業したら、宅地建物取引士と行政書士の資格を目指そうと考えています。この二つの資格は、参考書…

当方、高校一年生です。高校を卒業したら、宅地建物取引士と行政書士の資格を目指そうと考えています。この二つの資格は、参考書を使って独学で勉強しようと考えていますが、取れますか?もしダメなら法律の専門の専門学校に行くべきでしょうか?解る方がいましたら、教えて下さい?

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回答(1件)

  • ベストアンサー

    行政書士有資格者です。行政書士ではありません。 宅建士、行政書士試験ともに、受験資格に年齢制限などはないので、高校在学中に受験し、資格を取得することが可能です。 宅建士は、市販のいわゆる基本書と過去問などを使えば合格できる、と言う人が多いです。知り合いは、近年は軟化していると聞きます。 行政書士試験は、市販の基本書を買って勉強しても、まず受かりません。これは断言できます。 大学法学部などで法学の基礎を学んだ者なら、網羅的に要点だけまとめられた基本書を使って合格できるかもしれませんが、初学者はまず不可能です。 よく、通信教育などで「半年で合格!」などの謳い文句をみますが、「初学者で半年で受かれるものなら受かってみろ」と言いたいです(笑) お金に余裕があるのなら、伊藤塾やLECなどの法律予備校に通って、行政書士コースに通った方が、独学よりははるかに合格しやすくなります。 独学でも、行政書士試験に合格できなくはないけれど、正しい勉強法で、学ぶべき所をしっかり学ぶ必要があります。そのため、独学では合格が非常に難しいです。 行政書士試験の問題は、範囲こそ違いはあれど、問われている内容は、司法試験/予備試験の択一とほぼ同等といわれています。僕も合格後に(民法、行政法などの)予備試験の択一問題を見たかぎりでは、ほぼ同レベルだと感じました。むしろ、行政書士試験の方が、いやらしい問題の出し方をしてきます(笑) したがって、行政書士試験は「市販の参考書(基本書)を活用しただけでは、まず受からない」です。 今は、予備校はもちろん、音声教材やDVD教材、独学でも法律予備校の模試、Youtubeなど、さまざまなリソースがあるので、そういったものを活用して勉強することをおすすめします。 基本書を片手にYoutubeの行政書士試験の講義動画を見て学んだとしても、受かるのは非常に難しいでしょう。 基本を理解していないと解けない問題が多く、基本書などではそういった土台となる部分は省かれていたり、さらっと書かれていたりするため、学校や予備校でしっかり学ぶ方が良いです。 それと、なぜ行政書士試験(と宅建)を受けようと思っているのかわかりませんが、特に行政書士試験は合格しても、「食べていけるほどの仕事にすることは難しい」と思います。 不可能ではないだろうけど、現代はインターネットの普及によって、一般人でもGoogleで検索すれば、行政手続きのほぼすべてを知ることができます。わざわざ行政書士に代理して仕事を頼もうという人が、昔に比べて、激減しました。これは司法書士にもいえます。 カバチタレなどのドラマやマンガの影響で「かっこいい!」などと思って、なろうと思っているなら、やめた方がいいです。 実際、カバチタレのような活動は弁護士法違反になるため、できません。 弁護士ですら仕事がない時代ですし、行政書士は内容証明(という手紙)すら、紛争開始の合図になるものは扱えなくなりました。 そして、行政書士になるためには、行政書士会に登録するのに、約25万円以上、毎月の会費もあり、登録したはいいものの、会費を払えず滞納し続ける者、食べていけないので廃業する者が続出しています(笑) 宅建士は、不動産屋であれば、5人に1人は宅建士を置かなければいけないので、一定の需要はあるといえます。そのため、自分の宅建士としての名義だけ貸している人もいるんだとか(笑) それらを理解した上で、なんらかの目的のために行政書士試験などを取得するのは、まったく問題ないし、行政書士試験は、むしろ、大人としての最低限の教養を学べるという意味でも、勉強することは、とても良いことだと思います! 日本人は、法学なんて、ほとんどの人が学びませんからね。中学・高校では学ばないし、法律と憲法の違いがわかっている大人も数少ないでしょう。 大学法学部に進学する者も弁護士などを目指すごく一部です。 したがって、今一度、「何のためにその資格を取ろうとしているのか」という目的は明確に持った方がいいです。試験勉強のモチベーションにもなります。 話が反れましたが、市販のいわゆる基本書で試験対策は、まずできません。 基本を学べません。要点だけ羅列して書かれていますが、近年どんどん難しくなっている行政書士試験などに、それで対抗することは不可能です。 法学初学者であれば、法律予備校などの講座を受講して勉強した方が、合格しやすくなります。 法学をすでにある程度学んだ人であれば、基本書だけで受かることも不可能ではないとは思います。 しかし、伊藤塾の講師によれば、司法試験/予備試験を来年受ける、という受験生であっても、ちゃんと対策しないと行政書士試験に落ちる人がそこそこいるそうです。そういう試験です。 宅建士も、店頭の基本書をぱっと見た感じでは、本だけで学ぶのは難しいのではないかと感じます。やはり、何かしらの講義を聴くか観るかして学んだ方がいいと思います。 余計なお世話ですが、法律の道に進みたいのであれば、高1だったら、司法試験を目指した方が良いと思います。 弁護士ですら今は仕事がない時代ですが、弁護士になれば、法律を使うすべての行為が可能になります。 知らない人にとっては、司法試験は非常に難しい空の上の試験、のように感じるかもしれませんが、ちゃんと予備校に行ってちゃんと勉強すれば、受かる試験です。 高1という、とても若くて、どの道にも進める可能性のある状態ですから、そういった他の道も、今一度、考え直してみると良いと思いますよ! 自分よりも人生経験が豊富な親、教師、その道のプロ、などから話を聴くのも良いと思います。

    知恵袋ユーザーさん

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