宅建士試験は合格基準が上位15%を目安に決められているのはご存知の通りです。この方法だと、その年の試験において「本来合格基準に達するだけの知識を有する者」が受験者の18%存在したとすると、3%の人間は、合格基準に達していたのに落とされることになります。そしてその翌年にも同じことが起こり、合格基準はどんどん高い方向にエスカレートしていくことになります。 これが起こっているのではないでしょうか。そのため、試験は難化するというより、落とすための「ひっかけ問題」や「奇問」が多くなり、そんな知識必要か?と思えるような問題まで出題されるようになります。上位15%を合格とする以上、この傾向は変わりません。 よって宅建で試験に合格しようとすれば、それは必要とされる知識を身に付ければOKなのではなく、同じ受験者「以上」の知識を有していることが求められます。勝負する相手は隣の受験者なのです。つまり、他の受験者が正解する問題は落とさない。その上で何点積み増せるかなので、「基本問題は絶対落とさない」ことが重要です。 ただ、宅建レベルですと「運」の要素は限られます。努力すれば努力した分、結果として返ってきますので、努力を惜しまないことです。
なるほど:2
そうだね:2
>こうなってくると努力だけではどうにもならない面もでてきませんか? そう思いますよ。 基礎学力や地頭が無いと厳しいと思います。 人生で一番高い買い物のお手伝いをする訳ですから、それにふさわしい能力は必要だと思います。 失敗して人生を狂わされた人はたまったもんじゃありませんから。 >満点をとる必要はないと言いますが、満点目指さないと合格できないですよね? そうですね。 私は問題集は満点を目指して勉強してました。 さすがに、今日、10問覚えたら、昨日の問題を1問忘れる。 だから、満点ってすごく難しい。 でも、それくらいしないと、本試験で40点は厳しいですからね。
なるほど:2
>宅建の合格点は40点に近くなっていますよね。40点て8割じゃないですか。 40点近くになっていますが、40点になったことはありません。 >こうなってくると努力だけではどうにもならない面もでてきませんか? いいえ。宅建は努力だけで合格できる試験です。 4肢選択の50点満点の試験で、問題が非常に難しく、受験者の大半がチンプンカンプンであてずっぽうで回答し、「20点は合格。19点だと不合格。」となれば、努力より、「運/不運の要素」が大きくなるでしょう。 しかし、「合格基準点が40点になると、努力だけではどうにもならない面が出てくる」とは思えません。 質問者さんは、なぜ、そう思うのでしょうか? >満点をとる必要はないと言いますが、満点を目指さないと合格できないですよね? 逆です。満点を目指す学習をすると、皮肉なことに、かえって合格は遠くなります。 「一発合格」を目指すなら、「満点を目指す学習」は絶対にやってはいけません。 「満点をとる必要はない。」は正しいですが、「満点を目指す学習」は「必負の学習法」ですよ。 【参考】 〇水野先生(レック宅建講師)のガイダンス: https://www.youtube.com/watch?v=9SxK-6ymDsg
なるほど:2
確かに、ここ数年の合格点は、35点以上になっていますね。 宅建は過去問の焼き直し問題が多く、普通に焼き直しの範囲内と考えられる問題に対し、9割取れれば、本試験でも8割取れます。 すなわち、過去問集を3周やって、選択肢の、である〜でないの入れ替えや、一覧表の隣の行に入れ替えた程度の類題は9割取れるように勉強すれば合格できます。 これは、私のみならず、受験予備校みたいなところの先生方も繰り返し言っていることで、そのように勉強している人が増えていると言うことでしょう。
なるほど:1
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