グラフィックデザイン業界からジュエリー業界への転職について。

Question

グラフィックデザイン業界からジュエリー業界への転職について。今年27歳になる女です。
美大のグラフィック系のデザイン学科を卒業し、今はグラフィックのデザインをしている会社に勤めています。今年で5年目になります。
『すごく好き』というよりは『やや好き』だった今の仕事に就き、これまでやってきましたが、
仕事内容は充実している（大手クライアントの仕事が多い、自分一人でデザインしたものが世に出回る、大きな仕事を任されることも増えてきた）ものの、
楽しみながら仕事ができていない＆自分に合っている仕事と思えない＆長時間労働が多い＆会社の待遇面に不満がある
ため、転職をしようかと考えるようになりました。

そこで転職をする場合の選択肢なのですが、
A、今までのキャリアを活かした、同じような職種の仕事
B、アイデアを出すことや分析が得意なので、商品企画やマーケティングなどの、今の仕事を多少は活かせるかもしれない仕事
C、職人的なものづくりが好きなので、以前から興味のあったジュエリークラフトの世界に飛び込む
の、いずれかで迷っています。

もちろん手っ取り早くて、待遇面も今より良くなるかもしれないのはAなのですが、B、Cについても捨て難いです。
特にCのジュエリークラフトに関しては、大学生時代の就職活動でも数社受けているのですが、クラフトの経験が全くないためか落ちています。（熱意をちゃんとアピールできなかったせいもあるかもしれません）
最近、そのときに受けて印象に残っていた1社のサイトを見て、改めて憧れてしまいました。

仮にCに進む場合は、
・今の仕事を続けながら専門学校で2年間勉強する必要があるかもしれない
・今の仕事よりも格段に求人が少ない
・給料が今よりも10万くらい下がるかもしれない
・実際進んでみたら自分には合わないかもしれない
といった不安があります。
ただ分野は違いますが、美大卒でデザインの仕事もしてきましたし、クラフトは駄目でもジュエリーデザイナーとして入って、いずれはクラフトに…ということもできるかもしれません。甘い考えなのは承知の上ですが、、、。

また、数年のうちには結婚するかもしれないということもあり、そうなると就職しにくくなるのではないかという不安もあります。

今と近い仕事に転職するか、興味のある別世界に転職するか悩んでいます。
色々な方の意見をお聞かせください。よろしくお願いいたします。

Answer 1

ジュエリーの職人になる為に、専門学校へ行く必要は
無いです。大工職人になりたい人は専門学校なんて
行きません。専門学校があるのは、学校は儲かるからです。

まずは彫金学校へ週２程度、通ってはどうでしょうか？
彫金教室といっても、おばさんが趣味でやってるような
教室ではなくて、職人が営んでる教室が良しです。

職人直営の教室なら宝飾業界の裏表の話も聞けますし・・・
ただ１つ問題は、その彫金教室の職人さんも宝飾の
作りの仕事だけで食べていけてないので、教室を開いている
可能性もあるということ。（彫金教室も、お洒落な町にある
シルバーアクセサリー教室は駄目です）

この不景気で、ジュエリー産業は崩壊しています。
有名なメーカーの台所事情は火の車とよく耳にしますし。

作りの仕事は、今では分業化が進み、原型を作る職人、
量産する職人、石を留める職人、彫り模様を入れる職人、
メッキをする職人、仕上げだけする職人、サイズ直しだけする
職人、3Ｄ ＣＡＤをあやつる職人？等。
（どれも日本在住の中国や韓国の職人が安い工賃でやっているので、
日本の職人がやる仕事がなく、かなり厳しくなっているようです）

給料は、マジやばいです。職人見習いは１０～１５万程度もらえれば
良い方だと思います。いっぱしに職人になれても、さほど期待出来ません。

デザインがそこそこ出来るのであれば、デザインを考えて
自分で作るのが１番生計を立てやすいと思います。自分だけの
デザインにファンがいれば、少しくらい高い商品でも購入してくれます。
自分流でやれば、宝飾業界の常識も何もとらわれる必要もありません。
ジュエリーのデザインは無限大で自由ですから・・・。

今はネット通販もあるので、そんなことも視野に入れてみてはいかが・・・。

Answer 2

工芸分野に就いているものです。
余程器用でないかぎり、27才から手仕事を学ぶのは遅すぎます。
現在、国内制作では一流のクラフトマンか将来を買われた若いクラフトマンしか就職先は無いと思った方が良いと思います。オリジナルにこだわってネット販売等、副職として考えてみてはいかがでしょうか。