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何語を選択するかにもよりますが、一般的な語学力(会話力)があれば。むしろ日本の文化(マナーなどを含む)や地理・自然・特産品などの知識を幅広く認識していて、それを分かりやすく外国語で説明できるか、質問があった時に柔軟に対応して答えられるかの応用力が問われます。そうした知識は学校で教わるより、どれだけ実体験し身に付いているかなので、独学でも充分可能です。 ただ、例えば欧米系を相手に英語を使う際、日本人の英語は教科書英語で堅苦しいと言われます。欧米人はフレンドリーさを求める傾向が強いので、ブロークンな会話や慣用句を多く知っていたほうが有利です(かと言ってスラングを喋ってはアウト)。そうした意味ではネイティブによる英会話教室のほうが実戦向けかもしれません。でも中国系や韓国系アメリカ人の場合、会話は英語ですが、日本人同様に礼節を遵守する傾向があるので、いきなりブロークンに接すると不評を買うことも。相手に合わせた配慮が必要です。まぁこれはビジネスの基本ですが。 資格習得してどれだけの需要があるか?安定収入を得たいなら旅行会社に就職するのが妥当ですが、今はコロナでインバウンドは全滅。回復と将来の見込みは未知数。またサラリーマンですから、会社の方針で資格以外の業務も振られます(雑務が多い)。 不安定ですが地方に移住し、個人開業する人も多いです。サイトを立ち上げ、直接外国へ売り込みます。侍や忍者のコスプレでガイドして人気を迫している人もいます。 外国人が求めるものとして日本人の感覚では理解しがたいニッチなものや、体験型観光の需要が高いので、そうしたニーズをどれだけ採り入れられるかは重要です。 個人営業であれば車で連れ回すことが多いので、運転免許と自家用車は必需品。車代を別途徴収すると白タク行為になるので、ツアー料金に込々にしなければなりませんが、そうすると価格が高くなり選ばれなくなるジレンマも。 人気観光地では通訳案内士も多いので、差別化を図りオリジナリティを出さなければ生き残れませんし、過当競争で値下げせざるを得ず、生活苦に陥る人も多いです。 最後に、日本語での日本人相手の旅行会社のツアコンやガイドでも同じですが、人間相手の客商売ですから、人のお世話をすることが好きなホスピタリティが必要ですし、相手は十人十色なのでどれだけ誠意を尽くしても文句を言うクレーマーは必ずいるので、理不尽さに堪える胆力も重要。SNSなどで「最低のガイド」などと書き込まれたなら致命的。また、ツアー中は客の生命と財産を預かっているという責任感も大切です。万が一にも事故があれば、責任を問われることもあると認識しておいて下さい。
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