商社業界で、5.6年前までは三菱商事の1本勝ちみたいなところがあり現在では時代は伊藤忠商事みたいな記事もよく目にするので…

Question

商社業界で、5.6年前までは三菱商事の1本勝ちみたいなところがあり現在では時代は伊藤忠商事みたいな記事もよく目にするのですがそれでも世間的には今でも三菱商事の方がすごいようなイメージはあるのでしょうか。また丸の内、大手町、青山で商社別の特徴はありますか。
伊藤忠はギラギラ銀座マンでゴリゴリ体育会系のオシャレ男子！みたいなことは聞きます。
私が伊藤忠よく目にするのはCMしているのでよく見るだけかもしれませんが。

Answer 1

長らく業界1位だったわけですから、三菱商事が1番と思っている人が今も多いのは事実です。
でも所詮は民間企業ですから、いくら稼いで株主に還元できるか、社員にどれだけ高い給料を払えるかという点のみに意味があるわけで、過去の栄光を元に「序列」なんて言ってるのは2chや知恵袋の学歴論争と同じくらい無意味です。その点で今や伊藤忠が1位なのは決算などを見れば明らかですし、就活生も両方受かったら伊藤忠に行く人が多いようです。

では伊藤忠がダントツ1位かというとそういうわけでもなく、やはり三菱商事はバランスの取れた資産を持ってますし、今後更に時代に合わせて変えていくだけの余力も持っています。
状況次第では伊藤忠に追随し、追い抜くことは十分可能です。
尤も、近年三井物産は資源価格の追い風で非常に好調ですし、遥か下に思えた丸紅もじわじわと差を詰めてきていますので、何とも言えません。

ちなみに三井物産に関しては資源1本脚打法と揶揄されるぐらいで近年の好業績もほとんどが鉄鉱石頼みです。
試しに鉄鉱石関連事業を除いた収益を計算してみると、丸紅とほとんど変わりません。(住商とはちょっと差があります)
そもそも業績全体として三井は伊藤忠に抜かれてから久しいですから、三菱商事はともかく、三井物産が伊藤忠より上ってことはもう無いです。

本社の立地に特に意味はありません。
近年は丸紅、住商も大手町に引っ越してきましたし、伊藤忠も移転の話があります。丸の内が三菱地所の根城である関係もあって三菱商事が丸の内を動くことは無いと思いますが、そんなもんです。
本社が〇〇だから偉いなどというのは昭和の発想で、本社ビルを売却して経費節減に努める大企業も出てくる昨今、あまり意味があると思えません。

Answer 2

丸の内=三菱商事
大手町=三井物産
青山=伊藤忠商事

今でも業界としてはこの序列と思います。

どちらにお勤めですかと訊かれたら、商事です物産ですと応えるのが三菱三井の社員です。