中小企業の機械設計士は、中小企業全体の平均年収(380万)を上回るでしょうか？

Question

中小企業の機械設計士は、中小企業全体の平均年収(380万)を上回るでしょうか？

補足

https://job-q.me/articles/1716

Answer 1

どうなんでしょうね。地方の小企業機械設計士ですが、
地方の中小機械設計をメインでおこなっている会社の平均年収はこれに届いていないと思います。かといって都内の地価、賃金の高い場所で機械設計を
おこなうメリットが薄いためか某転職サイトのとある地方県機械設計の求人は230件前後に対して東京の求人は120件程度です。なので全国平均年収も地方のものに偏ってくるのではないでしょうか。おそらく350万程度です。
そもそも、機械設計は儲かりません。繰り返し要求されるコストダウンで
真っ先にコストカットされるのは設計費です。その中で材料費、組立費、加工費などもコストダウンするような多少高度な設計を要求されます。
くわえてCADのライセンス料は年々増加しています。
しわ寄せがくるのは従業員の給料ですね。

実際、多くのメーカーは最低限の設計部の機能だけを残し、
作図のほとんどを外注します。
基本設計は大手メーカーでこない、手間がかかり儲からない詳細設計は
外注に出すって形ですね。仕事をうけた中小企業も儲からないなりに
利益をださないといけないのでベトナムなどの人件費の安い人材レンタルサービスを利用したりというのが現状です。

機械設計なんてZOOMで打ち合わせもできて、自宅にCADさえあれば
在宅でできますので、優秀な人は独立する方が多いです。
ただ、常に人手の足りない職種なので手に職さえつけてしまえば
転職で苦労することもないと思われます。